読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日々のアレコレ。

ブリとはまちが好物なオッサンが感じたこととかを書いておきます。

物の・・・物をもらう重み。

何がきっかけだったかは思い出せないものの職場で千羽鶴の話がでました。
その時にふと思ったことがある。

小学校の時、クラスのイケメン男子がなんだかの病気で長期入院をした。
良く言えば平等に仲の良い、悪く言えば打算的なイケメン男子だった彼。

そんな彼のために担任主導のもと千羽鶴を折る事になった。
クラスは過疎化の進む学校で約25人くらいだったはずなので一人頭40羽ちょっとの鶴を折ったと思う。

ジャイアンみたいな生徒とか働きアリの中のサボりアリのように誤差が出て、自分は50羽近く折った気がする。

なんか自分の手持ちのみで終わらせたら協力しろとか言われて余計に折ったら折ったで調子に乗ってと悪く言われたのを書いていて思い出した。

その他にも折りながら「(入院したのが)お前だったら担任も千羽鶴とか言わなかったのに」とか言われたのは今でも忘れられない。*1

当時、自分でもあの担任だったらそうなるわなと自覚していた。

そんな千羽鶴も何だかんだあったものの、無事に完成し担任と有志と言う名の優等生連中がお届けにあがっていた。

 

これで終わるかと思ったが、その後お見舞いリストとか言うのがクラスで用意されて、誰がいつ行ったとか何回行ったとか言うのが書かれたりしていて、コレを読んだ奴がここでも「(入院したのが)お前だったら誰も来なかったのに」と言ってきた。それを言われた時に納得してしまったことと、そういう中で生きている自分とか、この紙を見ながらイケメンだったら和気藹々と行って、毒親持ちのいじめられっ子だと何事もないように無視をして行かなくなる空気の感じに気持ちが悪くなったのを覚えている。

 

 

入院先は片道1時間以上かかって電車も乗り換えが必要な場所で電車賃もかかれば時間もかかるわけで、最初に学校で見舞いリストの話が出た際に家で話を出したら「迷惑になる」「行く必要ない」「病院に行ってうつってきたらどうする」「お前経由で近所にいる親戚の乳児に病気がうつったら誰が責任を取るんだ?お前は責任を取れるのか?」と畳み掛けられて、その後言い出せずに居たらいつまでもお見舞いに行かない薄情者として担任主導の下クラスで吊し上げられて散々ディスられた後、放課後個別で担任に説教をされた。

それによりようやく担任命令だからと言う事で批難轟々のなかお見舞いに行けた。

その際、イケメンとイケメン母から千羽鶴ありがとう」という話をされた。

当時の自分はそういう所はひねくれていなかったので純粋に喜んで貰えたと思っていた。

 

今思うと社交辞令だったのかも。

 

さて、それだけ喜んで貰えていた(であろう)千羽鶴はその後どうなったのか?

もう20年以上前の話である。
その間にイケメン一家は引っ越しもしている。
引っ越し先に持って行ったのであろうか?
今も大事に残してあるのであろうか?

そう考えると、物をもらうと言うのはなんとも気が重い。

自分なんかは大切にできる自信もないし捨て時が困るからで、今なら写メ撮って忘れないよポーイとか出来るが当時はそんな事も出来ない。

しかも25人の何らかの想いが詰まった千羽鶴とか恐ろしくてたまらない。

妻はそこら辺を嫌うので極力物をもらわない、余程大事に出来るものしか受け取らないようにしている。

物のやりとりは嫌いでは無いけれどこれは重みでどうにかなりそうだなと思ってネタにしてみました。

*1:ちなみに言ってきたのはコイツとか

 

buri-hama.hatenablog.com