日々のアレコレ。

ブリとはまちが好物なオッサンが感じたこととかを書いておきます。

同性のストーカー被害にあった話。1

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長文です。以前の経験をまとめています。

同性から激しいつきまといをされました。第三者に言わせると「同性のストーカー」との事だったのでタイトルは「同性のストーカー被害にあった話。」として、文中でもストーカーの単語を出しています。

 

~導入編~

本当のストーカー被害者の方からしたら「にわかが!!」とお叱りを受けそうですが、コレでも十分に被害は受けましたし、本当に失踪とかを考えました。

話の前日譚から概要全体は前Blogの前のBlogに被害後時間が経過してもモヤモヤしていた自分の中を消化するために書き連ねたものが残っていましたが、10年くらい前の文章ですので当時ハマっていたフォントいじりや顔文字の使用、単語の連呼が多くて今読むと、当時を思い出せて楽しい反面、年相応の文章に直したいなと常々思っていたので前Blogに再録する際に直すことにしてみました。

約10年前の事なので古い話題や、加筆修正をしてもわかりにくい部分を解消しきれない点もあるとは思いますが、是非とも読んで見ていただけたら嬉しい限りです。

 

最初に書く、自分の罪。

自分自身、学生時代から社会人に成り立ての頃は人生に関わった人間全員の評価が大事で、一人でも評価を落とすと全てが台無しになると思い彼の傍若無人な振る舞いにも注意はするものの、最終的には縁を切らずにいた事が自分が犯した罪であると思っています。

 

概要

<モンハン>モンスターハンターと言うゲームの略称です。
このゲームを世間の皆様はどのくらいご存知でしょうか?
最近ではドンドン新シリーズが発売されていて、発売後はTVで深夜番組が放送されたりするほどのゲームです。

とりあえず自分がお伝えしたいのは、

  • カプコンさんの稼ぎ額の1つ。
  • 集団プレイは楽しい。
  • 結構な数の人がプレイしている。

と言う情報くらいです。

簡単に伝えると、バカ売れしてるカプコン製の集団プレイが楽しいゲームです。

 

自分はPS2で発売されたモンスターハンターPSPで発売されたポータブルシリーズ、後は3DSで発売している作品をプレイしました。

このモンハンを自分はプレイしています。
当時、持っていたBlogやHPにてプレイ日記を公開していました。
それはソロプレイの話で公開しています。

前述した通り集団プレイが楽しいゲームですが、集団ではプレイしていない事になっています。

実際、仕事に育児に親戚付き合いとなれば、集団プレイの時間は無いのですが、やってもやってない事になっていて公言ができない事がツラかったのを覚えています。

公開していた当時、確かに自分のPSP無線LAN機能が壊れていましたので嘘はついて居ません。

ただ、実際は壊れてすぐに中古品の二代目を買いましたので、ソロプレイは初代PSP、集団プレイは二代目PSPと使い分けています。

しかし公言はしていません。できないのです。できない理由があります。
モンハンが理由で同性からしつこく付きまとわれました、言い方を変えるなら…

同性にストーキングされました。

最初は楽しめるゲームない?と聞かれてモンハンを勧めました。

その後、購入した彼は攻略方法を聞くために日々常に着信状態で、朝までに充電した携帯がその日の夜に電池切れなんてザラでした。着信履歴が毎日その相手の名前で全て埋まってしまいます。違うのは日付だけでした。

困り果てて攻略情報が乗ってるWikipediaを教えますが、それらの声は全て無視をされ、その後も電話で聞かれ続けます。

それもようやく一息ついた後は…

  • 1人で攻略困難な状況を打破する為だけに人足扱いで誘われ続ける着信
  • 進捗自慢の着信か妻子持ちでプレイ時間がないことをバカにするための着信

コレばかりでしたが、プレイ時間がないことはゲームばかりして家族に目も向けられないよりかはよっぽどマシだと思っています。

とにかく当時は朝から深夜まで延々と公私関係なく電話が鳴り響きます。

電話に出れないと社会人失格のレッテルを随所で貼られました。

「最近新たに生まれた標語に「お前に携帯」があります。類義語は「豚に真珠」 (´∀`)」

とメールを送られ、久しぶりに会った共通の知人から

「アイツは電話に出ない、社会人失格だ」

と言いふらされている事を聞いた時にはあきれ返りました。

ほぼ全員が事情を話せば理解してくれましたが…それでも説明の労力や時間が辛かったです。

育児や家族を優先しても悪く言われました。

「育児?そんなのは嫁さんにやらせてモンハンやろうぜ!家族サービス?まず俺にサービスしろよ!」

育児をそんなの、家族サービスより自分にサービスしろと言われました。

極めつけは子供が怪我をして急遽病院に行く事になったと仕事中に連絡をもらい、上司や先輩から許しをもらい、携帯を持って待っている際にかかってきたゲーム目的の電話は、通話中に子供の事で電話があったらいけないので迷わず着信状態で切りました。

そもそも、日常も電話を取れないし取れない旨も伝えてあるのに電話をかけ続けてきて、それを無視をしたらPCや携帯、SNSのメッセージ機能、ありとあらゆる連絡手段に

「何で出ない?何で切る?
仕事中は携帯触れないんじゃないのか?」

とクレームが入りました。

まず、仕事中に電話を取ら(取れ)ないと知っていながらかけてくる神経が信じられませんが、子供が怪我をして連絡を待っている時にゲーム目的の電話には構っていられない。と伝えると、

「ふざけた話だ、人の電話は無視して子供の電話だけ取るなんてどうかしている。もし俺が大事な用事だったらどうするんだ?」

と言われましたが、前述した通り、仕事中は家族の通話も基本的に取り(取れ)ません。

この発言まで、しつこい電話攻撃から数ヶ月強がすぎましたが、

流石に我慢の限界で注意をしますが、彼は何故注意されたのかわかっていません。

平気でこのようなメールを送ってきます。

「相変わらず電波遮断した生活みたいだね(笑)
貴方のメアドは複数入手してるので全てに送ってみました。

モンハン緊急クエスト:トラウマを克服せよ
内容はオープニング装備で雪山ティガに挑みます。
こちらの条件はビジュアル的に上記装備であれば許容範囲になります。
つまり、マフモフでもSシリーズにしてよい。玉も詰めてよい。道具も持ち込み自由。
貴方の担当はビジュアルの関係で弓です。ビジュアルが♀らしいので悪しからず(笑)」

やるとかやらないとかこちらの意思抜きでこういうメールを送りつけられます。

どういう神経をしているのか本当にわからなくなりました。

話にならないのでは仕方ない上にSNSのログイン時間を見て今なら電話に出れるであろうと深読みをし、理由をつけての着信がまた多くなってしまいましたので、数ヶ月の間SNSも休止にし距離を取りました。

しかし、何もわからない彼は凄い勢いでメールをしてきます。

  • パソコンを新調したいから相談に乗って欲しい。当然わからないときのサポートはやってくれるよね?
  • 共通の友人が再就職したからお祝いしない?

等々、かなりの量のメールが来ました。

お祝いに至っては内容が内容なので参加に近い内容確認をすると…

「彼もモンハンやるからモンハンでお祝いしようよ」

とメールをいただき、気持ちが悪くなりました。

その頃から自分のPSPは持ち主である自分の気持ちを受信したかのように不調になり無線機能が故障。

これを境にPSPは壊れました。と公言するようになりました。

本来、誰に迷惑をかけるでもなく、自分の気持ちで好きなようにプレイできるはずのゲームでまさか味わったモンハンストーカー

当時、出来るならBlogにも友人と久しぶりにプレイしました。と書きたかったのにBlogのアドレスを知られているので書けませんでした。万一書いてしまうと、書いた途端に電話が鳴ることが予見できたので。

 

 

~紹介編~

ここではストーカーと化した彼がどう言う人で自分とどういう付き合い方をしていたかと言う話になります。

 

【第一の特技・MAIL】

彼は最近の言葉で言うなら「肉食系」と言うのが相応しい生き様で、自分が得をするためだけに脳を働かせ、願うままに望むがままに欲し、手に入れようと画策し続けています。

もしかしたら肉食系でもなく、ハンターなのかもしれません。

他の肉食系を何としてでも淘汰し、欲しい物を全て我が物にしようとする姿を見ているとそう思えてなりません。

そんな彼の特技を語るならまずはMAILが出てきます。

そう、あのメールです。

彼はたくみに話術を駆使し、得意の出会い系サイトでかなりの確率で女の子から「逢いたい」と言うワードを引き出します。

ここまでの文面だと、さぞかし女性関係では順風満帆な人生を送っていると思われますが、しかし答えはNO

かなりの確率で「逢いたい」と言わせても、後に、その先に繋がりません。
会った後、恋愛関係に発展する確率は多分5%未満しかありません。
逢いたいと言われる確率が80%近いというのに、付き合うと言う話になるのが5%未満

最早奇跡の確立を叩き出す原因は彼の容姿にあると思っています。
そこから、以下のように考察してみました。

平均的日本人男子と言う言葉を使い、100点評価で言うと38~57点辺りをうろついている彼。

点数にバラ付きを持たせたのは共通の友人女性の意見を考慮してあります。

共通の友人の言葉を借りれば、話術や会話は面白いので、メールの内容だけであれば80点~94点あたりは常に硬いと思われる彼。
この段階で相手女性の中に出来上がる彼はかなりのイケメンをだと思います。

そうなれば、女性も「どんなステキな殿方なのかしら、逢いたいわ」となります。

しかし、世の中はそんなに甘くない訳でして、現実の彼はサンドウィッチマンさんやドラえもん。歌手のマッキーさんを足して割ったような容姿体型です。

ここでフォローを書くならば、見てくれが特に悪いとかではないと思います。

ただ、どうしても逢うとなるとメールの文面等から高得点の見た目をした男性を期待しますが、出てくるのはサンドウィッチマンさんやドラえもん。歌手のマッキーさんを足して割ったような男性。

このギャップが本人にも悪影響を及ぼしているのではないかと思います。

女性側としては
「期待させておいて何よソレ!!」
「あんなのがあのメールを!!?」
と言った事を思ってしまうのではないでしょうか。

そして、ようやく会っても、集まりは大体は早く切り上げられて次回は無し。

そして会った後に届くメールや通話では…

「逢ってくれてありがとう、メールや話してあなたに優しくしてもらって元気が出ました。おかげでもう少しだけ一人で頑張ってみようって気になりました」

と言うようなことを言われて終了です。

…そしてその後は「俺の話聞きたくない?」と言いながら愚痴の電話が自分のもとにやってくるのです。

 

 

【第二の特技・絶対主人公】

第二の特技…。
特技と呼んでいいかはわからないですが、特殊な技能やスキルであることは確かで、名前をつけるならば「絶対主人公」

このスキルにより、自分は主人公だから世界は自分の為に回り、周りは自分の為にあると信じて疑いません。

ほんの一例を書くと…

 

[出会い系1]

前述した、「逢いたいと言わせるが、会った途端にさようなら」の話の後には続きがあります。

さようならを言われた直後はそれが何時であろうが迷わず電話をかけて理由を聞くフリをしながら、もう一度振り向かせようとしますが、ほぼ100%着信拒否になっています。

すると、何処であろうが出会った女子が彼好みの小柄で可愛い子であれば

「相手は○○(学生、フリーター、社会人)だから、今は仕事や学校の時間。そこから逆算しても間に合うな。」

と絶対主人公のスキルが発動して、周りの迷惑なんてなんのその、だって俺様主人公だし!バイトを出勤二時間前にドタキャンして女の子の住まいがある最寄り駅へ何時間かけてでも平気な顔をして行きます。

一例を挙げるのなら、その駅は単線で二時間に2~3本くらいしか電車の来ない駅だとかで、彼はそこで、自分の降りた電車を含まずに電車を7本ほど待ったそうです。正直、バイトをドタキャンして何をしているのかと思いました。7本、約五時間半でしょうか?待ちに待ち、遂ににその女子が駅に現れたそうです。

女子の第一声は
「……なんで…?」
だそうです。

それはそうだと思います。
単線駅の1つしかない改札に、数時間前にさようならを告げた男が待っていれば、恐怖以外のなにものでもないでしょう。

それは「なんでお前がここに?」のなんでだと思うのですが、絶対主人公のスキルはプラスに捉えます。

「相当驚いていて、かなり喜んでもらえたと思うね」
絶対主人公ならではのプラス思考です。

そこでどれだけ待ったかを伝えると
「え………?そんなに…?」
と女子は答えたそうです。

それはそうでしょう。
推定五時間半も別れを告げた男が待っていたら驚くはずです。
多分、「そんなに?」の後には「怖い」が来るでしょう。
しかしやはり絶対主人公ならではです。

「いや~、彼女すげ~喜んでたよ」
プラス思考です。

大概、自分は聞かされていながらこの辺りでツッコミを入れます。

「で、そんなに喜ばれたならうまく行ったの?」と…

大概は

「うるさいなぁ、あの子には本当に好きな人がいて、うまくいかないから出会い系やってみて、たまたま運良く俺の優しさに触れてもう一度頑張る気になってくれたんだよ。」

と言われますが、端々の単語や状況は違うけど、毎回ニュアンスは一緒です。

  • 私はダメな女なの、貴方に悪いからさようなら。
  • 本当は好きな人がいるの、話も聞いてくれたし騙して付き合おうと思えば付き合えるけど貴方を騙したくない。
  • 今、職場や学校等でうまく行ってなかったから出会い系をやってみて、話を聞いてくれたから会ったんだけど貴方に逃げたくない。
  • 話を聞いてくれてありがとう。貴方のおかげで頑張れる。
  • 貴方の優しさのおかげで気付かされた、私、頑張ります。

大体、この五つが使われます。

しかしプラス思考の絶対主人公様は何べん使われても気付きません。

これだとただの出会い系で失敗した男の報告になりそうなので別の例を挙げるのならば、

 

[出会い系2]

また出会い系ですが、これもかなりの絶対主人公が発動されました。
数年前、ある冬の土曜日でした、就職の決まった自分の所にバイト仲間達からメールや通話がきてました。
友情ってあるんだなと思って、いただく一件一件に「ありがとうございます、これからもよろしくお願いします」」と返信をしたりお礼を告げていると彼からの着信です。

その日は一緒に働いていないので、まさか誰かから話を聞いて祝いの電話を?
それともただ話を聞いて悪態つきにきただけか?と色々考えますが、出ない事には何も始まりません。

「もしもし」
「あ、出た!大変だよ!」

大変?
何が大変なのでしょうか?

少なくとも、本日の自分には大変と言う単語は似つかわしくないのですが、大変と言うのであれば大変なんだと思う。

「どうしたの」と聞くと
「大変なんだよ!○○がさぁ!!」

○○と言うのは、当時彼が狙っていた出会い系の女の子。

詳しく聞いていくと、またいつものパターンで「逢いたい」と言われたものの今度のお相手は、どげんかせんといかん宮崎、彼は都内在住

「ちょっと聞いてる?だから、宮崎の彼女が逢いたがってるんだよ!!
俺行かなきゃ!!明日行くことにしたから!でも給料日前で金無いんだよね!あんた10万貸してよ!!」

…はい?

彼は明日バイトです。

と言うか、彼は何を言っているんでしょうか?

いつ宮崎の子は彼女になったのでしょうか?

そうなった場合、この聞いて聞いてねぇ聞いてよな彼が言ってこないはずがありません。

それ以前に、当然そんな貸せるお金なんてないです。

断りとついでだったので就職決まった話もしてみます。

「ふーん、あ、そう。良かったね。はい、終わり。
それ所じゃないのわかんない?
お金無理!?ああ、もう!!友達のクセに使えないなぁ!!
ああ、もういいよ、あんたはお得意のパソコンで宮崎までの交通費計算して、俺はこれから友達連中に電話するから、10分後にかけなおすからソレまでにちゃんと調べといてよ!!!」

ですって…
結局彼は彼の言う友達に金を借りて、バイトを二日ほどドタキャンして…旅立っていきました。

オチですか?
10万使って宮崎まで行って、顔見て「ありがとう、さようなら」って言われて帰られそうになって、

「おいおい、東京から来たんだぜ?」

と言って未成年の娘さんを一晩中、公園とかを連れまわして帰ってきてました。

本人は
「何か学校とかでうまく行って無くて出会い系で俺に出会って、「逢いたい」って甘えたら本当に東京から来てくれて驚いたって言っていたよ。で、逢ったら「励ましてくれる人が居るから頑張ってみようと思う」って言ってたよ。俺って優しいよな。」
と自慢げに語ってましたが、10万使ってその結果なのはどうなのでしょうか?

ちなみに、自分には言いませんでしたが、借りた金に関しては、貸してくれた友人さんに
「成就しなかったんだから返済金まけろ」
「普通じゃありえない話を聞かせたやったろ?だから9万にしろ」
と、言って、揉めに揉めてと言うかゴネにゴネて超分割払いで渋々満額返してました。

さすが主人公様はピンチになると皆が助けてくれると思っています。

 

[紹介1]

半年~1年くらいの期間だったか散々時間やお金を浪費したことでようやく出会い系は話にならんと出会い系を切り捨てた彼。

話にならないのは彼が原因ではなかろうか?

現に「逢いたい」とは言わせているのだから問題はその先であると思うのです。

とりあえず諦めた途端に出会い系をこきおろし初める彼の姿は正直見苦しいのです。

その日も
「出会い系はダメだよ。普通に身近で探さなければ」
と熱くうるさく、鬱陶しく語る彼

そこに丁度古い友人から「遊ばない?」と電話がきました。

普段であれば
「今は別の友人がいるからパス」
と言う所でしたが、その友人は当時の彼女を出会い系で見つけてました。

なのでこのアンチ出会い系に会わせてみる事にしました。

最初は目論見通りに出会い系をこきおろす彼に友人カップルが反論し、ぐぅの音も出ない彼を見れていたのですが、段々と話があらぬ方向へとかわります。

友人の彼女が
「そんなに彼女が欲しいなら紹介してあげようか?」

まてまてまて、待たんか愚か者。
何を言い出すんだ、今まで何を聞いていた?
いきなりバイトをドタキャンして宮崎まで10万も借金して行く男で、地方の単線で五時間半も待ち伏せる男ですよと反論をするものの

「聞いていたわよ。でも話した感じ普通に面白いしこういう人なら紹介してもいいかなって思ったの。」

まてまてまてまてまてまて、お願いします。
待ってください。

そんな飢えた野良犬に「ウチおいで」みたいな発言を軽々しくしてはいけません。
「同情するならメスをくれ」みたいな彼に何を…と不安に駆られていると友人がトドメをさします。
「大丈夫だよ、コイツの友達は面白い人が大好きだから」
えー、でもー
と反論をしようとしながら彼を見てみると、目をキラキラと輝かせ…

「本当に!?」
と彼女に聞き始めます。
もうスイッチが入っています。

正直、脳内は「俺知らね」でいっぱいです。

以下は彼らの会話です。

「本当だよ」
「え?どんな子ですか?」

「どんな子がいい?」
「どんな子がいい?って何ですかソレは?」

「え~、今なら9人くらいフリーな子が居るよ~」
「本当ですか?」

食いついた!?

「本当だよ、でどんな子がいいの?」
「そんな~、特には無いですよ、
強いて言うなら可愛ければ問題無しですよ。
とりあえず9人全員に逢わせてください」

「ん~、いいよ~でも本当に全員と会うの?」

遇わせないで!と言う願いもむなしく。

「逢いますよ。」

ハイ終了。もうダメだ。ダメな奴です。

「じゃあ皆に聞いておくね。」
「よろしく頼みますよ。あ、可愛い子から順番で、いやー、ポルンガ(ドラゴンボール)でも3つしか用意できないのに、この姉さんは三倍だよ三倍!9人だよ」

はぁ、よかったですね。

「お前はなんで、紹介してもらわないの?」
「いつも紹介しようか?って言うのに返事しないんだよ~」

とか何とかなって帰り道…

「お前も紹介してもらえよ、な?」
「生活水準とか生活環境が違うからいりません」

「またまた~そう言わずに紹介してもらえよ。あ、当然俺がパスした子からだからな」

聞いてない上に図々しい。

「いや、あなたが1人で紹介してもらいなさいな。」
「そう?でも9人も居るんだぜ?お前も紹介してもらえよ、な?」

といつものエンドレス開始。

何べん会話を打ち切ろうが次に口を開けば
「どんな子かなぁ、選べなかったらどうしようかなぁ?
みんな俺と付き合いたいってなったらどうすっかなぁ~?」

みんな彼を嫌がるって可能性は考えない辺りがやはり絶対主人公様です。
少々鬱陶しかったのでダメだった場合を聞いてみると…

「はぁ?
アンタ何言ってんの?
友人くんも彼女さんも言ってたじゃん?
面白い人好きだって、
それは俺の事だよ?わからないの?」

すいません、わかりません。

それにしても紹介女子に夢を見ているが紹介女子に当たり無しの格言は知らんのかなぁ…

その日はそこで終了し、翌日の夜…

仕事の終わりを見計らうように彼から着信です。

実際に見計らっているのですが、どうせ女の子が可愛かったらどうしよう?とかの話でしょう。

主人公様は何回でも話してくるから困ります。
仕事終わり一番に話を聞きたくないので取らずにいると、友人の彼女さんからメールが入ります。
「お疲れ様~、今、彼さんが仕事が終わる頃だからって電話したけど出なかったって言ってました。
まだ仕事ですか?終わったらメールでも電話でもください」

…何でしょう?文章の随所から変な臭いがプンプンしてきます。
返信しようかと思った所で五分と待てない彼からの着信です。

「もしもし?あ、出た。今○○の駅に居るから来てよ!」

…○○駅?

友人宅の最寄り駅の名前が何故に出てくるのであろうか?

脳内で緊急警報が鳴り響きます。

「聞いてる?ちょっとまってね。代わるから…、はい、何かわかってない感じ、ははははは…」

「え~、やっぱり?…あ、もしもし」

電話に出たのは友人の彼女さんでした。

何もわかってない感じ?はははは?
考える暇も与えずに電話やらメールをしてきて何を言うんだろう?
友人の彼女は誘拐されたのか?拉致されたのか?
それにしては楽しげに話しをしている。
とりあえず電話に耳を傾けよう。

「でね、昨日の話だけど友達に話したら会ってみたいって話になったから彼くんに電話したら今すぐ逢おうって言われたから○○駅まで来てもらっちゃった~」

まてまてまていつの間に連絡先を渡しあったんだ?
と、言うか何?どんだけ相手の子も彼氏が欲しいんだ?

とりあえず仕事が終わっていましたが「終わったら行くかもしれない」と伝えて電話を切って友人に電話をします。

「もしもし?お疲れ、君の彼女は何をしでかしてんだ?グルか?君もグルなのか?」と息継ぎ無しで言うと

「あ゛?」
明らかに機嫌が悪い友人の声。

何事かと思って聞けば、
彼女さんてば友人に無断で飲み会?お見合い?セッティングしていて、いつの間にか彼と連絡先の交換していたそうで、たった今、事後報告されたそうです。

お互いに「カッとなってごめん」と言い合いながらに苦労の共有をし、飲み会の場へ行くことにします。

到着する頃には飲み会はかなり終盤で、軽い自己紹介を済ませ撤収。
ほとんど保護者がダメ息子を迎えに来た図です。
二日連続外食となれば当然金欠マンの彼から金を貸せと言われるかと思い、待ち構えますが何も言われません。

不思議です。

その後は友人宅で二次会です。
そして翌日になって帰宅です。
レックス万歳です。

帰宅時に友人の彼女さんからメールが来ました。

「今日の子は彼さんの事OKって言ってたよ」

マジで!?と驚きました。

…先に見た目の情報を与えておくと成功するのか…すごいな。
そう思いながら出勤をし、仕事をしているとメールが届きます。

「私より少し背が高くて痩せ型なんて失礼な話だよ
どうせ私は太ってるよーだ!
って感じで少し怒り気味な私でした
ともかく私の周りには
ぽっちゃりしかいないんで紹介できません」

…??????????
なんだこれは?

しかも送信者は友達の彼女。
メールで事情を聞くと…
友人彼女が、昨日の子は付き合ってもOKって言っててとメールしたら。

「チェンジ」

と彼からメールが返ってきたそうで彼と友人彼女がそのままメールでやり取りをします。

チェンジ?あの子いい子だよ?何が気に入らないの?
「気に入るとかじゃないんです、
ただ、あなたより少し背が高くて痩せ型を出してください」
と言われたそうです。

…とっさに自分の友人の彼女に何をしてくれているの?おいコラ!!
と怒りに任せて電話をしました。

すると絶対主人公様は一味違います。

「だって嫌なもんは嫌だったんだ!
こっちは持ってったホテル代で払いたくも無い割り勘払ったんだ!
お前は太っている娘連れて街中歩ける?
俺は一緒に歩いて周囲の奴らが振り向く子がいいんだよ」
と言い切ります。

スキル絶対主人公が発動です。
それでも負けじと注意をすると

「いいんだよ、あんたが言ったら最低だろうけど俺が言う分にはいいんだよ」

と言い返されました。

絶対主人公ならではのご都合主義ですね。

 

[紹介2]

まず、事の始まりは上の話から数ヶ月後のとある1月末のこと、場所は以前の職場での事です。

そこに来ていた、バイトの女の子が休憩中に「どこかにいい男の人は居ませんかねぇ…」と言ってきました。

世の中の半分は男なので居るには居るのでしょうが、生憎周りにはドフリーのいい男って思い当たりません。

ですので…条件とか希望とか無いの?と聞きます。

すると…
「背は普通より高め、私の家が埼玉の方なので、ウチまで来てくれる人」

…結構こういうタイプって就活で欲張って失敗するタイプだよなとか思いながら質問を続けます。

後は?
「これは絶対なんですが、マメな人がいいです!」

マメねぇ…。マメと言っても結構色々居ると思います…

「どんなマメなのが良いの?メール出したら必ず返事が来るタイプ?」
「ああ~、良いですねぇ~」

ここで、数ヶ月前の悪夢を忘れた訳ではないのですが、ちょっと藪をつついてみたくなりました。

…それならば
「女の子のメル友が泣いていたら南国でも借金背負って会いに行くような奴は?」
「最高じゃないですか!」

ピンポイントで思い当たる人が居ます。

…この瞬間、脳内には彼しかいませんでした。
メル友の為に延々と地方駅で待ち続けるその性質。
堂々と当然のように借金の申し入れをして、メル友のために南国に旅立つ彼です。
もう、彼しかいません。
そのバイトの子も普通に可愛くていい子なので、変なのは進めないようにしてみました。

彼は十分変で、女の子に酷いこと言ったりするけれど、周りでフリーの男だと面倒ごとが嫌いでマメさも無いような連中しかいないので彼くらいしか思いつきませんでした。

その日中に両者の了承を得てメアドの交換を完了します。

俗に言う賽は投げられた状態です。
決して匙は投げられた状態ではないと思いたいです。

翌日からメールが始まったそうで途中経過を聞いたのですが

女の子の感想は
「メールからもいい人そうなのが伝わってきますよ」
「彼サンは今のとこいい人です」
と言った感じなのですが相変わって彼の場合

「アリのようなナシのような…4:6でナシかなぁ。」
「まぁ、イロイロとね。俺は軽はずみな選択はしない。
俺、クールというか冷めてるというかだから。」
「なんかかなり燃え上がってるみたいです。
なんだか来週会うのが恐くなってきました。
たぶん冗談だとは思うけどね。
ちなみに一言でも他言したら七代まで呪い殺すよ。
ここからが本文です。「じゃあ私の彼氏になりませんか?」」
と随分な事を言います。

軽はずみな選択はしない?
…宮崎行きは軽はずみではないと?

数人以上、下手をすれば10人くらいの同僚に迷惑をかけて単線駅で長時間待つためにバイトをドタキャンしたのは軽はずみではないと?

…人の友人の彼女に「紹介してくれ」って頼み込んでおきながらチェンジと言い、あなたより少し背が高くて痩せ型を出してくださいと言うのは軽はずみではないと?

面白いですね。

更に酷いところでは彼曰く…
「合コン中にもさぁメールとか来るんだよ、
ったくウザイから最近あんましメールしてないんだよね」
だの、別の子とお台場などに出向いてしまったりとハッスルしまくりなのですが、これが彼の言うモテ期なのでしょうか?

私は彼には「今世紀最後のチャンスなんだから逃がすな」と言いました。

相手の子はいい子ですし、その子が喜んでいる以上、今のままでは不憫ですし紹介した人間の責任としてもうまく行ってもらいたいものなのです。

そうしているウチに会う話が出たそうで、彼はわざわざ夜中の2時過ぎ(自分のバイトが終わった頃)に当然のように電話をしてきて
「会うことになったんだけど、本当に可愛いの?」
といきなりのご挨拶です。

続けるように
「あんたと昔一緒に働いたバイト先で言うと誰より可愛い?」
とか延々としつこく聞かれます。

夜中なのにこの電話。
彼は女の子の容姿を気にする前に常識を気にするべきだと思います。

そして翌日…
「あんた、俺がどこまで進んだか興味有るでしょう?」
と言いながらやはり深夜に来訪です。

ちなみに「ありません」と断ってもやってきました。

そして来訪者は…
「いや、別に言うほどのことはないんだけど終電逃したから送ってくれよな」
自分はタクシーじゃございません。

断りを入れて追い返そうとしますが、またそのまま共通のバイト先で言えば誰より可愛いの?質問が始まります。
「んじゃあ、A子を10としたら幾つ?…B子を10としたら?」
と延々と続いていきます。

ハッキリ言うと、彼が例に出す彼のお気に入りの女子とはベクトルの違う子です。

彼はひたすらに可愛い見た目の女の子を例に出しますが、紹介した子は目鼻立ちの整ったキレイ目の女の子。
散々ベクトルが違うことを説明しますが、色情に狂った彼には通用しません。
全く迷惑な話です。

しかし、このまま我が家で騒がれるのはよろしくないので、彼にもわかりやすく説明しようと思いました。
彼に何で表現して欲しいかを確認すると

「ラーメン屋」と言い出します。

お嬢さん方は替え玉もトッピングも出来ません。
しかし、相手のフィールドで戦わないと勝機はありえないと思い付き合います。
彼に、TOPは?何処?と聞くと「○○ラーメンの△△ラーメン」と言い出します。(当時は店名と商品名をきちんと入れましたが、もう10年以上前の話ですので伏字に変更します。)

それなら□□ラーメンかな…
「また微妙だなぁ、あんたは!!」
怒られました。
こっちが怒りたいです。

「説明も通じないで何を言うのか!?」と、ですが深夜に戦うのも面倒なので納得してもらえるまでドンドン説明していきます。じゃあ?他には何で表現して欲しいかを確認すると

ドラゴンボールと言い出します。
戦闘力で図れる女性ってどれだけの猛者なのでしょうか?

彼は救い用のないアホなのでしょう…。
仕方なくどこら辺の話で表して欲しいかを確認すると、

フリーザ編(ナメック星)」
というか深夜に彼に絡まれて健常な思考が出来ていませんがナメック星で女性に例えろと言われた段階でおかしいと思うべきでした。

全員宇宙人だわ、色は妙だわ、手から光線出すわ。

ですがきちんと紳士に答えてしまいました。

………ネイルさん。
「ふぅ~ん、結構良いのかもね、でもまだまだ微妙だよねぇ」

…………でもまだまだって、どうしろと言うのであろうか?
もう、べた褒めして「責任は私めがとりますので蹂躙してきてください」とか言えば気が済むのかな?

でも期待にそぐわなかった時には
「頭おかしいよ」
「ひっぱたくよ」
「心が傷を負ったから賠償しろ」
とか罵詈雑言の嵐なのでちゃんと答えます。

というか、正直この辺りで【後悔】の二文字が心の中で何回も生まれますが、自業自得です諦めましょうといいながら埋葬しています。

次は何に例えて欲しいんですか?と聞けば

るろうに剣心と答えてきます。

……もう突っ込む元気もありません。

相楽左之助か明神弥彦で。
「また微妙だなぁ」

もう、いい加減にして欲しいこと極まりないです。
そうしていると朝7時とかになっています。

「あ、もう、いい時間だ、もう送っていいよ」

………自分は大人!!頑張れる大人!!!
…こんな事でキレちゃ駄目だ。

ですが、結構頭にきたので、電車出てるよと言うと

「は?何言ってるの早く!ひっぱたくよ」と言い返され、早朝の我が家で叫び始めます。

幼児も老人も居る我が実家、この男のせいで家族の寿命が縮まっては事なので諦ますが、これで相手に酷い事したらコテンパンにする事を胸に誓いました。

 

その二日後にいきなり会ったそうです、その日の夜のことです。

「あんた最高だよ」
と調子のいい電話がかかってきました。

なにぶん忙しかったので後でかけると伝えると…
「無理、今から合コンでさぁ∞♂°℃♀¥$……」
呆れてしまい、最早何も聞こえませんでした。

早期に見切りをつけてコテンパンにするべきなのかなぁ?
そしてその数日後…お台場に別の子と行ったそうです。
本当に気持ちの悪くなる話です。

そうこうしてさらにそこから数日後の事、どうやらデートだったそうです。
そして夜中の12時にまた電話です。
まだ仕事中だったのですが
「ねぇ、話しできない?相談と報告が有るんだよね…」
今は仕事場で今日は自転車ですし仕事の流れから言って地元に着くのは1時過ぎと伝えて断ったのですが、

「それでもいいから頼むよ」
と言った途端に電話が切れます。

断りが通じない上に一方的に決められました。
そして仕方なく仕事を切り上げ帰ることにします。
そうでもしないと、我が家の前でウロウロされて騒ぎになったらたまったものではありません。

そんな帰り道、一件のメールが着ました

送信者:彼
件名:俺は何てことをしてしまったんだろう…。
一番欲しい物が「コピーロボット」から「時の砂」に代わりました…。

…気持ち悪いです…そう思うのなら未来を待たずに冒険の旅に出て下さい。
そして地元に到着すると、案の定彼が我が家付近で待ち伏せです。
良かった、本当に早く帰ってよかった。

「用件を早く話してください」
「いや…何処から話せばよい事やら…」

正直、今までも頭に来て怒鳴りつけたことは何回もありました。

しかし彼は絶対主人公様、いつも「俺は正しい。俺は許される」で言い返されましたが、ここ最近は我慢の限界です。

「さっきの電話から1時間あったんだから考えておけよ!!」
と言うと

「しょうがないだろ、何処から話せばいいか判らないんだよ」
逆ギレされました。

だったら相談したいとか言って人様の家の周りで待ち伏せないでください。

全く何なのでしょう?この人は…。
何時になっても構わないけど、もう知らないから。
昨日ほぼ徹夜ですし、もう帰って寝ますんでと言うと

「あんたんちで話そうよ…」
全く持って意味がわかりません。

時間が時間です。
今は深夜の一時過ぎです。
我が家は祖父母や親の物件ですのでそんなに簡単に深夜に人を呼び込むなどそうそう出来ませんので即却下します。

「まあ、何であろうが、何処であろうと俺は送ってもらうけどね」

……ふ・ざ・け・る・な!!
何様のつもりだと怒気を露に言うと

「ふざけんなよ、電車無いんだから送れよ」
…勝手に人の家まできて待ち伏せておいて、送れと?

何事でしょうか?
……その後、もの凄くキレまして言い合いになりかけますが、彼は明らかにご近所アピールを込めて大声です。

脅迫ですね。
職質万歳!自宅前天晴れ!!

とかになってしまっても、家族は誰一人として身元引き受けを断るでしょう。
色々まずいので送ることにしました。

そして送りがてらようやく話しが始まります…

彼が言うには…

「今日ね、厳密には昨日は友達と会っていて貫徹なのよ、
んで、11時に有楽町に行ったら相手遅刻なのよ、帰ろうかと思ったね。
そんで少し遅れて来てさぁ○○って映画を見たのよ。
んでお腹空いたとか言うから話しをしたら、お好み焼きを食べることになって月島に行ったのよ。
そんで食後に彼女が「どこか室内に行きたい」って言うんだよ。
困った結果もう一回映画に行ったのよ。そんで何とかって映画をみたらR18じゃん?
びびったよいきなり開始直後に「ああ~ん」とか言うんだぜ…」

上記は彼の説明をやさしくわかりやすく修正した文章です。
寝てない夜中に強制的に連れまわされて彼の「ああ~ん」なんてモノマネを夜中に聞きたくないです。

しかし、まだまだ話しは続きます
「でさぁ、映画見たら今度は焼き肉喰いたいとか言うのよ、
んで安いところ見つけて喰ってさぁ、あ、旨かったから今度教えてやるよ、
んでさぁそのまま帰りたいとか言わないから困って
日比谷公園に行ったのよ、そうしたら相手が寄りかかってきて、俺困って30分そのままで、そしたら向き合っちゃって…」

上記はかなり生々しい彼の説明を一般向けに割愛しております。
文章の後は読まれてる皆さんの想像に任せますが、生々しい話しを延々聞かされました、しかもたった数行の話を話すのに彼は2時間かかってます。

そして…
「いきなり…つき合ってもいないのにこういう事したらやばいよね、やっぱ責任とってつき合わないとまずいよね?」
と言ってきます。

さっきの割愛した痴話では書けませんでしたが、先に手を出したのは彼です。

なのに今更、やっぱつき合わなきゃいけないのかな?
欲しいものが「時の砂」
発言は正直どうなのであろうか?

無いだろ。
そして言い訳を延々と言われ続けた後に

「こう微妙な関係だと、俺ってこのまま後で
<俺らってつき合ってるよな?>
って聞きたくなるんだよね。
後はこのままが嫌なら相手につき合って下さい
って言ってもらいたいんだよね」

……不愉快極まりません。
正直寝不足どうこうではなく、男として彼の絶対主人公のスキルが許せなくなります。

そして次の発言が…
「○○をどうしようか考え中なんだよね」

この○○と言うのは、バイト先に居る彼が気に入っていた女の子の一人で、バイト先の中では珍しくデヴ専と言うかポッチャリ好きなので彼とも普通にメールをしたり通話をしたりしている子です。

…………開いた口がふさがりませんでした。
心の中は怒りを通り越して呆れに入ってます。

「俺、つき合うことはバイト先で内緒にしたいんだよね、色々面倒じゃん」

…ねぇ?何が?何が色々面倒なの?とは思っていても最早呆れて聞けませんでしたが、普通に「何で?」と聞き返した記憶があります。

「○○にはつき合っていること言いたくないんだよね、○○から広がりそうだし…」

と言う事は、バイト先の女の子には黙っているって事はだ、そのまんま黙り続けていれば公然と浮気が可能なんですね。
ここで心のメーターは呆れゾーンから怒りゾーンへと一周して来ましたのでハッキリと言いました。

都合良すぎ、
自分勝手に物事考えすぎ、
何○○がとか、向こうに言わすとか?

お前は何様だ?
そんな事していいと思っているの?

確かにみんなにばらさなきゃ、お前には都合良いだろうよ、しつこくうるさく聞かれるかもって言うお前の危惧なんてゼロなんだし。

それで○○を騙して、どっか行くのか!?
あの子には昔からの友達だから大丈夫とか言って?行くのか!?

すると…

「俺、クールだからさ…。別にひたすら隠すんじゃなくて、聞かれたらしょうがないけど、嫌なんだよ影で言われるの」

……バカだ、正真正銘のバカなんだ。

今、再認識させてもらった。

話にならない。
多種族とは会話にならない。

そのままでは平行線だと思い、長々と話を聞かされ続け、午前5時に見捨てて帰宅しました。

そんな生活をしたので、体を壊して翌日は会社を休みました。
今でも、この件で自分に一切の罪がないとは思っていません。
紹介した罪、過去のことを無視した罪などたくさんあります。
一概に彼だけを悪人にはしたくなかったのですが、もう、絶対にいい思い出として吹聴しているでしょう。

それが絶対主人公様の彼なのですから…

その後、クールで軽率な事をしないと自称している彼の有り余る軽率さに随分と長いこと怒りました。

紹介した女の子からも
「せっかく紹介してもらったのにすみません。フラれちゃったみたいです。メールの返事も貰えなくなっちゃいました。ごめんなさい」
と謝罪のメールを貰った事を口切りに彼と距離を置きました。

 

[モテ期?]

距離を置き数ヶ月が過ぎた頃、職を変えた為に彼のバイト先の前を通る事になりました。
ある日、偶然出くわしてしまいます。

「あれ?久しぶり。太った?今何してるの?」

出会い頭に太った?とかよほど自分が太っている事がコンプレックスなのか、誰彼構わずに久しぶりに会った知人友人に太った?と聞いて回ってると噂に聞いてましたが、まさかそれを喰らう羽目になるとは思いませんでした。
確かに職を変えて落ち着いた環境になり太りました。
それが何?って感じです。
彼のように頑張って痩せてもバイト先の女性陣に「キモい」と言われて失意のリバウンドを果たすような扱いは受けた事はありません。

とりあえず「今何してるの?」に対して職を変えた話をしますが、

「俺、今かなりモテていてさぁ、あんたある?あった?モテ期?」
…会話になっていませんね。

可哀想に、話す言葉も失いましたか…
とりあえず会話もロクにせずに別れますが、別れ際に「また電話するね」と言われましたが返事はしませんでした。

しかし早速その晩には着信です。
また何か悪いものに憑かれた気がします。

とりあえず電話の長く無駄な話をわかりやすく簡単にまとめると、バイト先の統廃合により、新規店舗に移籍した彼、その彼を待ち受けるそこは新人の集まり、烏合の衆だそうです。

ちなみにそこでは出来る男の彼。
それはそうでしょう、今まで数千時間を働いた彼と数時間、数百時間しか働いていない新人達、比較することすらおかしいのです。

(自称)女子連中の憧れの的らしく、先日の飲み会で16歳の女子高生に告白されたそうです。

年下で小さいだけで嬉しくなれる彼は話しながら笑ってます。
笑いが止まらないみたいです。
恥ずかしい男です。

ちなみにこれだけを話すのに1時間30分かかってます。
相変わらず自慢話の長い男です。
その日は話して気が済んだのか、電話は終わりました。

虚言かも知れないので共通の友人に確認をすると、確かに告白はされたようですが興味をそそられたのは、バイト先の飲み会でできる男として幹事を引き受けながら生来のケチ、もとい絶対主人公様。
しかも自分が願っていたかのような、有象無象の新人集団の中でようやく認められた出来る自分。
天上天下唯我独尊、主役オブ俺様な彼が飲み会の金を払うわけが無いと思って居ましたがバッチリやらかしてました。

会費を本当は2700円なのに3000円と嘘をつき自分意外の10人から300円ずつ差額を頂戴しタダ酒を飲んだそうです。

レシートを見た友人はからくりに気付き、注意しますが
「いいんだよ!俺だから!!これは手間賃だ!!!」
と逆ギレされ、少しすると
「周りには黙ってろよ?黙ってたらお前の支払いは2500円にしてやるからさ」
と買収してきたそうです。

やる男はひと味違います。
もうミクロに見えて仕方ない。
Mr.マイクローンの烙印をプレゼントしたくなります。

その時出来る男は帰りに見る目が養われていない女子高生に告白されて、人生で初の喜びを噛み締めたそうです。

純朴なバイトを騙してタダ酒飲んで帰り道に女子高生をゲット。

それは「ようやく自分の時代が来た」と豪語するはずです。

 

さて、その事実を知っていることも知らない彼は頻繁に自慢話をしてくるようになりました。

「あんたも彼女居たよね?いくつだっけ?いっこ下?ふーん、まあ、いいんじゃない?でも超年下は可愛いよ」
「もう、みんな俺のこと苗字にさん付けで呼んできてさぁ、まあ、当然だよね。俺の実力に対してみんなの尊敬の気持ちが込められているよね。」
等と言ってきます。

相変わらず絶対主人公ですが、いい加減年相応になってもいいのでは?と逆に心配をしてしまいます。

そんな時、
「今度、あんたとあんたの彼女と俺達で飯食べようよ」
と誘われました。

無論即座に拒否をしますが、
「遠慮すんなって」
と言われます。

拒否ですが通じません。そのまま来月の上旬にイベントを組まれてしまいます。

彼女はその話を聞くと
「え?行きたくないんだけど」
と彼を知っているので露骨に嫌な態度になります。

健常者の対応ですよ。OKOK。

でも、彼女も居ないで食事に行けば何が起こるかわかりません。
どれだけ陰で言われるのが嫌いな彼が陰口をたたくか考えると厄介でなりません。
なだめて彼女と一緒に彼カップルと食事に行きました。

彼のオーダーは
「アンタの車で焼肉屋」
…タクシーではない。
しかも数ヶ月前にどうして怒られたかなど、一切考え付かないようで、病気ではないのであろうか?

しかも言い訳が面倒くさい。
「彼女の家まで迎えに行くんだろ?通り道だよ。」
…確かに彼女の家まで行く経路から100Mも道をそれずに回収できるが、かなり釈然とはしません。

「はい決定。俺の彼女にもメールしちゃったから予定変更は聞かないよ☆」

デスノートに名前を書きたくなりました。
「これも予定変更は出来ないぜ!」と言いながら今際の際にノートを見せてやりたいです。

しかし、問答も厄介なのと数ヶ月ぶりに会ってもめるのも大人の対応ではないなと思い迎えに行きます。

彼女と彼がべったりと寄り添って約束の場所に居ました。

可愛い?どう形容していいのかわかりませんが、
とりあえず言えることは…紹介した子の方が抜群に可愛いし常識もありました。

彼がどういう予備知識を与えたのかはご想像にお任せしますが、この16の小娘。

開始早々にに文句をたれてきます。

「この車狭い」
「あ、なんかダメ。この車にこの運転だと酔いそう。」
なら降りろ。

別にご一緒させてくださいなんてお願いした覚えはこれっぽっちも無い。
それどころか邪魔以外の何者でもない。

まあ、普通と書いてもいいものか悩みますが、
普通、自分の彼氏・彼女が初対面の友人に悪態をついたらたしなめるのも彼氏・彼女の役目だと思います。
それが社会の常識であると思うし、常識云々を言うのであればまず我慢して悪態をつかないと思います。
しかし現にこの小娘は悪態をついてきます。
流石は絶対主人公様。

「ほらほら、俺の彼女が気分悪くなってるよ?もっとしっかり運転してくれなきゃダメだよ?」
…殺意って本当に身近にあるものです。

自分の彼女が同席でなかったら

  1. 全力で壁に車をぶつけて廃車にして金輪際思い出から消す。
  2. 10秒数えてる間に逃げろと言って10秒後に轢く。
  3. とりあえず虫の息にしてから説教。

のどれかを実行する気満々でした。

しかし、残念ながらに彼より年上なので大人の余裕を見せて我慢します。

「酔う?だったら彼が焼肉にしようと言っていたけどやめて別のところにしようか?」

と話しかけますが、小娘無視です。

 

…キレちゃダメ。

絶対に我慢我慢。

悪態は付けても会話は出来ないようです。

 

なんでこんな小娘を彼は連れてきたんだろう?
なんでこんな小娘を彼は可愛いと言うんだろう?
そればかりが脳を占拠します。

その後も、会話といえば、彼が仲介役として間に入り
「え?肉は俺が食べたいから頑張るってさ、だからアンタも運転頑張ってくれよ」
といった感じで進んでいきます。

本当に小娘邪魔だな。
そして肉屋に到着しますが会話なんて覚えていません。

それは怒りに満ち満ちていたから。

気持ち悪くなるとか悪態ついていたくせに、
バクバクとアホのように肉をむさぼり喰らう小娘と彼。

細かいようですが、自分や自分の彼女が置いた肉まで食べられてしまいます。

多分3:7で喰われました。
このまま居てもマイナスにしかならないので早々に切り上げます。

それでもこのバカップルがアホのように食べたので、総額14000円位は行ったかと思います。

別に食事会で腹を満たしきろうとは思っていませんが、明らかに健康的な量しか食べてません。

なのに「支払いは割り勘ね☆」と彼は言い切ります。

何様だ?
そうでした、絶対主人公様でした。
割り勘になってしまい、一人3500円くらいの支払いになります。

ですが、ここで更にミラクルがおきます。

「お前は今度でいいよまだ16歳なんだからさ、それに払うときは俺に2500円でいいから」
彼が彼女の分を払うというのでしょうか?正直驚いていると

「はい、今コレしかないから。二人で6000円ね。」

はいぃぃ?
何を仕切っているのであろうか?

しかし、小娘も彼も当たり前のようにレジから逃げていきます。
絶対主人公ってすごいんだな。

彼女が私も4000円出すよ。
と言ってくれましたが、それこそ連れてきてしまって嫌な思いをさせたので3000円ももらい、

彼&小娘…6000円
自分の彼女…3000円で差額を支払い外に出ると。

「ほら行くよ!」と当たり前の顔をした彼達が待ってます。

ああ、怒鳴りたい。
説教がしたい。
小娘泣かせたい。
しかも多めに出させたくせに、ご馳走様も無いバカップル。

「また行こうよ」と彼が言うと、

「え?」と明らかに嫌そうに言う小娘。

お前がそれ言うか?
その後、彼の「送り届けてよ」「断る」で問答するのも面倒でしたし、最寄り駅までと言ってももめるのが見えていたので、帰りは無言で送り届けて終わりにしました。

人生で一番嫌な思いをしたと今でも言える一晩でした。
しかし、この後もコレにも懲りずに電話をしてくる彼。
友達居ない人に絡まれると大変だなと思いました。

しかし、頭にきてるので、電話を取るのは4回に1回で残りはメールにし、電話をとっても忙しいからと話をブチ切るようにして距離を置きつつあったある日。

また我が家の前に来て家の前で電話をする彼。
「今は明かりが点いているから居るよね?話があるんだけど」

…この一言に気持ち悪くなりました。
また長い話を書くのは嫌なので彼の言葉を引用しながらまとめますと、話というのは例の小娘のことで付き合って数ヶ月たつのにまだヤラせてもらっていない。
付き合っているのだからずっとタイミングを探してきたけどいっこうにそんな日が来ない。
いつも何だかんだと言い訳を付けられてかわされ続ける。
先日、我慢できなくて家に呼び出して無理やり襲い掛かったら、騒がれるのでもなく本気で大泣きされた。

どうしよう?と言うもの。

知りませんよ。腹でも切って詫びてください。

 

付き合った=ヤれる

ではないと思うと伝えました。

しかし…
「俺はしたいんだよ!!あんただって彼女としてんだろ!!」
お前がそれを知る必要は無い。

それに大事にしたいなら相手を気遣うべきである。
と滅多に無い説教のチャンスなので思いっきり説教させてもらいます。

ありがとうご先祖様。
ありがとうDNA。
口達者な人間に生んでくれてありがとう。
口達者に育った自分よくやった。

溜飲がさがると言う言葉の意味を身をもって学びました。

懇々と延々と
「その自分勝手な物言いや態度は改めなさい。そうやって何人の女の子を悲しませた?不愉快にさせた?チェンジ?言われた子は傷ついたよ。ウザいけど手を出しておいたくせに、無視して自然消滅?何を考えているんだね?」
と言うと

「だって俺の人生だよ?思い通りに行かないでどうするの?」

う-ん、話にならない。
やはり、話す言葉も失ってしまったのか?
そこからは彼のターンとして、言い訳として彼女の泣いた理由を聞かされました。

14だかの頃に先輩と付き合って、やはり今回みたいにそういう事を一切無視していたら、先輩がケダモノになって襲い掛かってきたとそれがトラウマになって怖くて仕方ないと、でもそれを言うと彼に嫌われそうだから黙っていたら襲い掛かられて、そのときの彼の顔が先輩みたいだったから怖くて泣いた。

とかなんだか、トラウマとか使うと彼がコロっと騙せると踏んでる辺りが流石だなと真っ先に思ってしまいます。

今までの彼の人生と今回の経緯を見て、小娘の気持ちになったつもりで書きますが、

仕事のできる人で(自分基準で可愛いくて小さくて若い女子にはマメさを200%超えで発揮する)頼れるお兄さん。
やさしく甘えさせてくれそう。
告白しちゃおう!!
OKされた!!
年上の人に焼肉代を払わせてる。凄い。
って思ってたけど、底が見えてきて、案外つまらない。
って思ってたら襲い掛かってきたよオイ!!
泣くか?泣くしかないか?
と言った感じではないであろうか?

あの一度限りの邂逅を見る限りではこんな小娘でしかない。

それに何というかお似合いである。
これからが彼の揺り返しのターンなのであろう。

よっぽど今まで我慢していたのは、この時のためだったのではないであろうか?と思えて仕方が無い。

しかし、彼はとんでもないことを口にします。
「俺が初めてだと思ったのに、畜生」
皆さ~ん!!下衆ですよ。下衆男がここに居ますよ!!と言い触れ回りたくなる。

この発言を皮切りに、段々どうでもよくなりまして、
「だったらハウトゥー本でも買って読ませれば?男ってこういう生き物だって。」

「お!?ナイスアイデア!!流石友達だよ!!」
嘘?これでナイス?

「それでさぁ、給料日前で金無いからハウトゥー本買ってくれよ?」

…知るか。
焼肉代の話を蒸し返し撃破しました。

 

それから数ヶ月。
ある日の事、電話のたびに焼肉代の話をしていたら連絡が来なくなっていた彼にまた出くわします。

「あ、ひさしぶり。太った?…って痩せた?」
まあね、と伝えながら往来で少し話をしました。

彼の話はやはり以前の小娘の話になりました。
また、要約をしますが、彼の発言は彼の発言のままです。

あの後、一ヶ月くらいは会うたびにアプローチを仕掛けたという彼。
「でもさぁ、毎回スイッチを押したように泣くんだよアイツ」
・・・心のスイッチを押しているのでしょう。

それに本当にトラウマ持ちだとしたら小娘には大変な一ヶ月だったでしょう。
「それでもアイツ、心と体を開こうとしないんだよ」
…下衆ですね。

通行人もそんな彼をマジマジと見てます。
言い訳がましい話だったので思いっきりストレートに要約します。

いよいよ出来ないならいらないという所に行き着くものの、
今後こんな感じで周りが羨ましがる子(この場合は16歳の女子高生)が
自ら俺の手元に来てくれるのであろうか?
来なかったら手放すのは勿体無い

もう少し続けてみようと思ったところに、店の新人組の中では抜群に周りの評判も良くて年下の二十歳以上で彼氏とどういう付き合い方をしてるとか大っぴらに言える明るくて小柄な子が何の迷いか「デートしませんか?」と誘ってきたらしく、しかしこれに釣られて小娘を手放すのも勿体無いので「2号さんでOKなら」と条件を出したら「はい」と了承する女の子。

つい先日まで浮気生活を満喫していたが、2号さんから「彼女に怪しまれてるし、もし浮気してるならやめてと泣いて頼まれたから別れましょう」と切り出されて、彼は決断の時を迎えます。

「でさぁ、俺は悩んだのよ。でもさ、ヤらせてくれない16歳より、オープンで楽しくてお泊りOKなフリーターの子の方が俺向きだったから決めたんだよ。」と言います。

随分凄い話です。

「でも、疑惑だけであの子泣いていたんだろ?だったら別れなんて切り出したら大騒ぎになるだろうに」と聞いてみると、

「甘いよ。だからアンタは甘いんだよ。俺だよ?この俺がシッカリ考えて居ない訳無いだろ?」

軽率な割には自分の事になると随分と気が回るそうです。

「先週から、アイツは修学旅行に行ってる、だから修学旅行中に電話して振った」
彼は物凄い事をする男です。

「修学旅行中で都内には居ないんだよ?わかる?それなら泣かれる心配も家に来られる心配もないじゃん。それに修学旅行中なら24時間クラスメイトが一緒だから慰めてくれる。って言う俺の気遣い凄いだろ?」

その何処までも自分勝手に解釈できる脳みそを正直凄いと思いました。

そんな場でふられたら、クラスメイトの格好の玩具にされて余計トラウマが増えるんじゃないかとかは考え付きません。

「俺に振られてトラウマ?あんた言いがかりも大概にしないと怒るよ?」とキレられました。
正直刺されればいいのにと思いました。

「まあ、確かに俺がもてるのが悪いんだよね。俺も罪だなぁ…」
などと言っていますが、彼はサンドウィッチマンさんやドラえもん。歌手のマッキーさんを足して割ったような男性。

そして、出会い頭に何をしてると言われたので会社に荷物を取りに行った旨を伝えました。

「なんで?」
会社が倒産した事を伝えると

「わはははははははは、あんたのせいじゃないの?」
と意味不明に言いがかりを付けられて、

「この不況の最中に不幸な人間増やしちゃダメだよ」
と罵られました。

正直、この倒産で路頭に迷う妻子持ちの同僚の方を見ていまして、心が痛んでいるというのにこの言い草。

「でも、荷物なら会社まで車で取りに来ればよかったのに」
と言われたので車は一ヶ月前に交通事故で全損して廃車になったと伝えます。

「マジで?ウケる!!取り得がパソコン以外なくなっちゃったじゃん」

…この男は何を言っても許されると思っているんだな。

まあ、いい機会なので現状を全て伝えてみようと思い、仕事も車も何もない状態ですが、実家からも出て行くことになったと伝えます。

「ふーん、アンタも大変だね。まあ、頑張ってよ。で、また色々うまく行き始めたら連絡してよ。それまでは連絡とかしなくていいからさ」
そういうと足早に去っていく彼。

予想通りの行動をしてくれました。
彼から連絡をしないでいいからとか言われました。
無論、連絡なんてしたくもないのでようやく利害の一致を見ました。

 

[平成女郎蜘蛛登場]

しかし、職が無くなり失業保険があろうとも生活は不安なので失業保険引き延ばし計画に出ます。

最近は知りませんが自分の頃は月に数十時間までのバイトは認められていて労働日は失業保険から除外されますので古巣へ行き、失業保険の受給日数を先延ばす計画に出ます。

先に書いた通り、バイト先自体は統廃合で無くなっていたので彼以外で彼の店とは違う店に行った友人に相談をすると即採用となります。

就職活動をしながらバイトをしていると1人の女の子に会いました。
それが、彼の言う例の小柄で評判が良くてオープンでお泊まりOKな彼女でした。
近隣姉妹店だから人員の行き来が激しいそうです。

今回も先にバイトのシフト表を見ていた彼は彼の彼女に予備知識を与えていたのでしょうが、今回の子は違います。

スキル「八方美人」を体得しているので
「彼が私にこう言うんですよ
「お前、働かなくて大丈夫だから、放っておけば1人で仕事するから大丈夫だから、ヤらせていいよ。コキ使っちゃって」
って、ありえないですよねぇ」

ええ、ありえないですね。
今回はマトモな子かもしれないとか思われるかも知れませんが、マトモだったら彼とは付き合いません。

その後も、16の小娘が泣きながらバイトを辞めた話を聞きました。

そりゃあそうでしょう。
いきなり修学旅行中の身動きが取れない中での突然のサヨナラで、後は「話す時間ではない、受け入れる時間だ」と着信拒否をされ、ようやく帰ってきたらバイト先では新カップル誕生で周りは騒がしく何か言いたくても
「俺達、お前の修学旅行中に終わったろ?」と切り捨てられてしまう始末。

しかも相手がバイト先の労働時間ツートップともなれば、居心地が悪い訳でさっさと辞めるでしょう。

後は、「彼を知る人達全員に付き合い出した頃に「マジで?彼さんと?」と言われたけどそんなに彼はヤバいですか?」と聞かれました。

ヤバいかどうかはあなたに任せますが、こんな言い方は悪いかも知れないが、その前の子とのやり取りが彼の全てだと思うと伝えました。

逆に彼が何かを言っていたか聞いてみましたが緘口令が出ているらしく、ロクな話は出ませんでした。

一個だけ出てきたのが、
「いつも俺に連絡してくる奴。まぁ、他の奴よりか、少しは俺を理解してるかな」

真逆ですね。
いつも連絡してきているのは彼ですし、自分の事しか考えていない辺りしか理解なんて出来てないです。
とりあえずそこの誤解はときました。

その後、バイト先の働く時間帯が近いのでシフト調整の理由でメール交換しました。

その日のバイト後、見計らったように彼から着信です。

「先日、連絡しないでと言った人が何のようですかねぇ?」
「良かったろ?」
会話になりません。

とりあえずその後も連絡の話をしても無視をされます。
自分はこの男の何を理解していると言う扱いなのでしょうか?

「良かったろ?」
仕方ないので会話…ではないですが会話をします。

「どうよ?俺の彼女?超可愛いだろ?いいだろ?」
「はぁ」

「またまたそんな、悔しいからってつまらない返事しちゃって」
「いや、別に…自分は自分の彼女がいいんで」

「だってアレでしょ?俺の彼女は若いし小さいしお泊まりOKなんだよ」
「そう、良かったね。」

「でさぁ、あんた余計な事言ってないよね?」
「余計な事?」

「メル友とかあんたが紹介した子の事とかだよ」

後で書くのですが、彼の第三のスキル「修羅場発生爆弾」でかなりの人が迷惑を受けて居ると言うのに自分の時は言うなよですか、他国への侵略は許されて、自国への侵略は許さずですかやはり理念は我関せずが一番です。

別に?と答えます。
「あ、そう。あんたの事だから色々と余計な事を言うからさぁ」

はて、どのように誤解されたらそうなるのであろうか?だったら夜中に電話や人の家に来て一方的に話続けたのは彼なのだが、イヤならお口にチャックでもすればいいのに。

「しませんよ、ただ彼女さんが彼さんてどう?って聞いてきたよ」
「何て答えた?返答次第では許さないよ」

見たままの人と答えた旨を伝えます。

「は?どういう意味?」
どうもこうもなく、そのままだと伝えました。

彼女が居るのに別の女性に見切り発進してそっちがよくなったら切り替える可能性のある男と伝えた旨を話すと。

「何ていうことを言うんだアンタは!!」
と言うことも無く

「ふ~ん。俺の彼女の言うとおりだね」
と言います。

話を聞くと、彼女のバイトが終わってから電話をし、何があったか確認をしたそうです。

それだけでは信用できなかったのでこちらにもかけてきたそうです。
結局、彼は彼女も信じられずに居たのです。

そして、メールアドレスの交換をしたと伝えると
「ああ、それも聞いた。あんた変なメール送らないでよね。」
変なと言うのは過去の悪行をばらすなよと言う話。

ばらさぬよ、聞かれねばね。
最後には「可愛いからって狙わないでよね」と言われて通話終了になります。

狙うって、彼女が居るのにそんな真似しない。
その後、頻繁に働いた事でわかった事があって

  • 確かに男性請けのいい話し方や仕草を狙ってか本能でかわからないけどやっている。
  • 似た属性の女子には睨まれている。逆に属性違いの女子にはちやほやされている。
  • 可愛らしい年上と言う事で男子高校生や大学入りたてが彼女にしたがっている。
  • 社員の1人が狙ってる。

随分波乱に満ちた話ですが確かにこうもなれば彼は自慢半分、心配半分であろう。

そうそう、彼と言えば絶対主人公を余すことなく発揮し、彼女を手離さないように電話ばかりしながらも既に予備を作ろうと今更小娘に電話して「最近どう?落ち着いた?俺は変わらずだな」と話しているそうです。

彼に言わせると「いやぁ、参ったよ○○?覚えてる?あの女子高生。別れたら辞めちゃってさぁ、社員には怒られるし迷惑したんだけどさぁ、最近になって電話してくるんだよね。やっぱり俺以上の男に中々巡り会えないみたいだよ」

嘘をつけ。
彼以下に中々巡り会えないの間違いであろう。
しかも知っているよ。小娘は話す気もないのにあなたから電話してる事もね。
とりあえず万一に備えてキープしている事は見え見えです。

その頃から彼の通話内容と実際に愚痴られたり回ってきた情報の差異を楽しむようになってます。

以下は一部です…
「いやぁ、昨日さぁ、人不足であんたの居る店に行ったらさぁ。寒かったじゃん?○○がさぁ毛糸のパンツで来たって言うからさぁ、冗談で覗いてやろうと思ってかがんだら「やだぁ」って照れやがってさぁ」

事実は数時間前に本人に聞きましたよ
「あのね、昨日寒かったでしょ。私ね毛糸のパンツを履いてるって言ったらさ彼の奴が「マジで?ちょっと見せてよ、ドレドレ」って言いながらしゃがんでスカートの中を覗いてくるの。超気持ち悪いの。アイツ絶対に古巣の先輩方が辞めて自分が一番みたいになってるから調子のってるんだよ!○○も彼女だったら責任取ってきちんと面倒見て欲しいよ」

少なくとも彼の言う照れではなく嫌悪ですね。

また、
「いやぁ、昨日さぁ、またあんたの店だったんだけどさぁ…、何か高校生達が【彼さん歓迎会をヤりたい】ってうるさくてさぁ、あんたはしてもらった?歓迎会?何なら呼んであげようか?」

事実は数時間前に本人に聞きましたよ
「マジ聞いてくださいよ!あり得ねぇッスよ。彼さん最近よく店に来るじゃないっすか?仕事してたらいきなり「いつ?」とか言ってくるんスよ。何かと思って聞いたら「彼さんの歓迎会、勿論歓迎会だから俺は金を持っていかないし、彼女も連れてくから」って言うんスよ!マジッスか?あれってマジッスか?てか先輩(自分)の歓迎会すらしてないのにマジあり得ねぇッスよ。」

高校生にたかりを入れるとかMr.マイクローンは健在です。
後輩には「無理」で無視して切り捨てるかおんなじ話を彼女にしていいよと伝えて終了。

これだけ差異しかないと、どんだけ都合のいい脳ミソしているんだろうか?病気なのでは?と心配になるのです。
さて、そんな彼が絶対主人公と彼女にもバレた頃にタイミング良く忍び寄る影。
狙ってると言う社員が攻勢に出ます。

また露骨なオッサンでした。

見てると誰にも渡さずに手元に置いて愛でたいって感じがムンムンとしてきます。
休みの日でも彼の彼女を手伝いに来たり色々と頑張ってアピールをしています。
正直気持ち悪いですが、労働力が増えるに越したことはありません。バリバリ働いてください。

直後にかかってくる彼からの「今日も奴は居たのか?」電話。

居ました居ました、バッチリ働いて貰いましたよ。
しかも彼女さんなんてワザワザ車で送迎してもらってますよ。
と伝えれば。

「ふざけんな!!何だよそれ?ナメてんのか?」

いい!!
楽しい!!!
彼が悶えるターンがやってきました。

しかも彼が彼女に注意をしても「聞いてくださいよ、彼ってば社員さんが善意で手伝ってくれてるのに怒るんですよ。この前だって雨だから迎えにきてくれたのに」と愚痴を初めます。

よい!
スゴくよい!

まぁ、社員も社員特権丸出しで
「君のスカートは膝上15cmが似合いそうだね」
とか言いはじめたり

彼の彼女も
「そうですか?じゃあそうしまーす」
とか便乗してスカートを短くしたりと、何だこの風俗コンビとツッコミを入れてしまいます。

まぁ、短いスカートは彼が大騒ぎして周りの社員さんを焚き付けて事なきを得ましたが、ここまでで一つわかりました。

この女、彼の彼女はリアルハンターであると…
普段から多種のフェロモンを振り撒き、反応をする獲物が現れるとその獲物好みの動きをし、知らず知らずの間に疲弊していく獲物。
気付くまでもなく弱った獲物は捕獲されてしまいます。
言い換えるならば、平成女郎蜘蛛

スキルは八方美人ではなく平成女郎蜘蛛なのかもしれません。
見聞きした話をまとめると、男に飽きると別の男をその気にさせています。
今回は彼の底が知れたので社員にチェンジですか?
危なかった、そう考えるとあの「聞いてくださいよ」は蜘蛛の糸だったのかも知れない。

何だね?と親身に聞いていたら
「優しさに惚れました、付き合ってください。彼女が居るのは知ってます。2号でもV3でもいいんです」となって泥沼になったかもしれん。

ならなかったかも知れないですが、とにかく平成女郎蜘蛛は一味違います。

しかし素晴らしい。
このスキルとスペックならば彼のギャフン顔が見れるかも知れません。
残念なことに後日判明する社員の妻子持ち説。

役に立たない大人です。大人の包容力と甲斐性を見せつけてほしいです。
なんて思いましたが。

「俺に他意は無い、俺がきちんと○○を立派な女子に仕立てる!」
と社員様頑張ります。

大人の包容力と甲斐性を見せていただきました。

めげない社員様にハラワタが煮えくりかえる彼から非常に楽しい話をいただきました。

「ちょっと聞いてよ?アイツ、マジムカつくよ!あのバカ社員、毎回俺の女に手を出すんだぜ?」
なんと毎回と申しましたか?

そう、あの小娘にしろ今回の女郎蜘蛛さんにしても社員様も手出ししていたそうです。

「似た趣味の人が居て良かったじゃないか、仲良くしろよ。」
と今までのアレコレを含めて言ってみます。

「だぁぁぁっ!マジぶっ飛ばすよ!アンタ何言ってるの!?」
嗚呼、いい声です。

この声が聞けた幸せは形容のしようがありません。
本当にこの声を聞くための不愉快だったのでは?と思いました。

どうやら、小娘の時には社員様は頼れるお兄さんになってあげるよと宣言をし、小娘の悩みとか色々聞いていたそうです。

そして
「お前に好きな人が出来たらちゃんとお兄さんに報告してくれよな」
と言う社員様に「彼さんが好きなの」と答える小娘。

「それはやめなさい!」

社員様の一蹴が入り、その後も続く断固拒否による説得ですが、かえってダメダメではムキになったようで小娘はその後泣きをみる羽目になります。

しかしソレを何故彼が知ってるかと言えば女郎蜘蛛さんが社員様に聞いたと話したそうです。

社員様、いまだに小娘のお兄さんみたいです。
彼とダブルブッキングとはなかなかに面白いです。
それにしても女郎蜘蛛さんはやりますね。

二人の男を戦わせてます。
「戦いなさい。戦って勝った方を私が全身全霊を持って愛してあげるわ」な感じでしょうか?

見事に彼は乗せられてます。
社員様は妻子持ちなので、別に…
「は?戦う?俺が?あの男と?他意なんて無いのにムキになっちゃってさ、バカだね~」
と言えば100%勝てます。

もう、蜘蛛の糸の上でもがく彼の滑稽な事と言ったらありません。
しかし、楽しい時間は終わりを迎えます。

ある日の事でした。
彼から着信です。

今日はいったいどんな話が聞けるかと期待していると
「やったよ、マジウケるよ」
と始まります。

そうですね、最近はウケてますよ。え?怒気が無い。
何事かと聞いて見れば、今日は彼女と彼の共通の休みだったらしく、二人で遊びに行くそうでした。

前日の夜中にメールをしていると、彼女から「もう寝ていいよ、また明日ね」とつれないメールが来たそうです。

彼が理由を聞くと、社員さんが夜食に誘って着たから行ってくると言うそうです。

それに対し危機を感じた彼は
「深夜で電車なんて無いし、相手は車だろ?あんたは勝手に事故って車無くしたから呼べないし仕方なくタクシー拾って行ったんだよ」

一言余計な上にもう絶対主人公復活ですか?
詳しく話を聞いていくとタクシーに乗って彼は彼女の家に、
社員様は彼女の家に向かう前に細い路地に車を停めてタバコを買おうと後方確認もせずに外にでたらトラックにひっかけられてゲームオーバーで病院送りになったそうです。

道理で今日は社員様のかわりに緊急出勤したわけです。
理由はソレでしたか、しかし話は続きます。
「でもさぁ、俺はそんなの知らないからさぁ、急ぐ訳よ、タクシーの運ちゃんにも急げ急げってまくりたててなんとか彼女の家についたのよ。」

可哀想な運転手である。
不幸はその日が出勤で彼の家付近を通ってしまったことでしょうか?
でもね、運転手さん。
お金もらえるだけマシですよ。

「でさぁ、俺凄いんだぜ、アンタしたことある?」
何をであろうか?

「俺、あまりに急いでいたから運転手に釣りはいらないから取っておけって言っちゃったよ。」
ふーん、まあ、どうせ良くて数百円でしょう。

「で?いくらに対していくら払っていくらのお釣りをあげたの?」
「え?2310円の支払いで2500円渡した。」

190円万歳!!

これだけで自信を取り戻し、強気になれる彼を凄いと思います。
今回のことで妻子に夜無意味に出歩いていたことがばれてしまった社員様はゲ-ムオーバーになってしまいます。

よって彼は元鞘に戻ってしまいました。
社員様が撤退した後、彼の彼女には元カレ社員が再燃してきたりと事件満載でしたが、絶対主人公のスキルを活用し、他の社員に「邪魔が入るなら辞める」と言い出して社員から社員への援護攻撃で事なきをえます。

不愉快なのがその社員と同い年なのに、明らかに感謝の度合いが違う事。

どれだけ自分は見下されているのであろうか?

その頃、再就職を果たしアパートも借りました。
そんなある日、彼から着信です。

最後に着信アリだったのは、アパートを決めた頃に
「じゃあこれから引っ越しだ、まぁ頑張って。引っ越し終わって片付いたら言ってよ。また行くからさ」

呼ばぬよと心に誓いながら「ああ」と生返事だけしました。

 

「でさぁ、アンタ引っ越し代金いくら貯めた?」
いきなり変な質問ですが、とりあえず答えると…

「ふ~ん、そんなもんか…いやぁ、俺さぁ彼女と同棲しようと思ってさぁ、アンタが借りたのは1DKで月そんなもんで築何年だっけ?ふーん15年?で最寄り駅は○○かぁ…」
「じゃあ俺は彼女とあんたの倍貯めてあんたよりいい部屋に住むわ、俺と彼女が本気で貯めればスグだしね」
そうですか、せいぜい頑張ってください。

見下されている件やこの美味しい所だけ取りつつ卑下してくる態度が許しがたかったのでそのまま数度目の疎遠にします。

その数ヶ月後に自分は結婚を果たしました。

無論、彼には伝えて居ません。

どうせ「ふーん、でも結婚って言ってもアレでしょ?俺の彼女はね…となって、じゃあ今度行ってあげるよ、となって深夜に来て電車無いから泊めろや」と新婚の邪魔をしまくるでしょう。

イヤ、本当に迷惑です。
最初は一部の友人にだけ報告しました。

そうしていたら、結婚して数ヶ月が過ぎた頃に彼から着信です。

「ちょっとアンタ!マジでぶっとばすよ!」
ほらきた…

「他の奴から聞いたけど何で結婚したの言わないの?」
「連絡するなと言ったのはあなたです」

「はぁ?いつの話してんの?何で一番最初に言わなきゃならない俺に言わないで他の奴らに言うんだよ。」

この時彼の言った他の奴らと言うのは就職活動中と引っ越しがかぶり、食うに食えない、言うならば「連絡してくるな」と一番に言わなくてはならないらしい彼が言い放った時に、心配をしてくれたり、食事に連れていってくれたり引っ越しを手伝ってくれた友人の事をいいます。

しかも知ってますよ。その友人に聞きました。

「彼女を紹介したいから飲み会しようよ。あ、でもバイトがあるから場所はバイト先の隣にしてね。」
と言いながら、当日になって電話が来ても無視し続けてドタキャンしたりとどちらがぶっ飛ばされるべき人間なのでしょうか?

ですが、伝えた所で理解なんてされずに友人の悪態までつきかねないので生返事でやり過ごします。

「まぁいいや。でさぁどう結婚は?」
「普通ですよ。まぁ、妻が退屈そうにコチラを見てますが。」
「それくらい我慢させなよ、電話の相手は俺だよ?」

だからだと思う。

この会話の際に全てがわかった気がしました。
同棲自慢の電話だな?

早く話を切る必要もありますので「同棲はどうですか?」と聞くと

「それを聞きたかったんだけどさぁ、アンタの部屋って家賃いくらだっけ?」

ん?思った内容と違います。

とりあえず答えてみると…
「ふーん、諸費用とかいくらだった?間取りは?築年数は?」
何だか色々と聞いてきます。

ここでピーンときました。
彼は同棲していない。

「え?色々聞いてくるけどさぁ、だって「アンタの倍貯めてアンタよりいい部屋に住む」って言ってなかった?」

「んだよ、覚えてたのか、まだなんだよね。結構貯まらなくてさぁ、最初の月は約20万貯まったから4ヶ月でイケるって言ってたんだけどダメだったんだよね。それで予定変更をしようと思った時にアンタが結婚したって聞いたから電話したんだよね。でも話を聞いてるとその金額で十分いけるみたいだね?」

納得したのか切られました。
…何であったのかわかりませんが、その後、数ヶ月電話がなくなりました。

ある日、彼と共通の友人が引っ越すので友達連中で手伝いますが、当然主人公様は非参加です。

「夜に飲み会とかするなら呼んでよ」と友人の携帯に入るメールに全員で「誰が呼ぶか」と叫びます。

黙っていればいいものを、そう言う発言をした為に引っ越し中の話題は全て彼の話になります。

「聞きました?彼の奴、同棲しようとして金貯めてたんですよ」
「あ、それなら電話来たよ」

「でも途中から彼の奴が金を勝手に引き出して使っちゃったらしいんですよ。」
「本当に!?最悪だね」

「で、スゴいのが金無いし、彼女にバレて彼女に借金まみれなのに、まだ金を引き出して俺達と麻雀ヤるんですよ。」

…最悪です。

「そうしたら彼の奴ボロ負けしてるのに「最後に勝つのは俺だ」とか言いながらまだ勝負仕掛けてくるんですよ。」

止めてやろうって気にならない上に彼自身が「主役は俺だから最後に勝つのも俺だ」と信じて疑わないんだよな。

「で、そのまま三時間くらい負け続けて彼の奴、千円札達がラグビーの試合ができる人数くらい負けてんですよ。流石に俺達もやめれば?って言ってやったんですけど「は?何言ってんの?最後に勝つのは俺だよ」ってまだ勝負投げないんですよ。」

見える。見えます。

彼女にバレたら後が無いから何とか取り戻すまで負けられないとムキになる彼の顔が見えます。

「そうしたら聞いてくださいよ。真っ赤な顔して怒った彼女が雀荘に乗り込んで来たんスよ」

…本当に?

「マジッスよ。俺らマジビビりまして、そうしたら彼の奴が彼女に「どうしてわかった?」って聞くんですよ。彼女は「バイト先に顔を出したら彼が居ないからバイトに聞いたら雀荘に誘われたから雀荘じゃないッスか?って言うから来た」って言うんですよ。」

…その時の友人の顔は本当に怖いものを見た顔をしています。

「で、いきなり「で?わかってるでしょうけど誰のお金で麻雀してるの?」って聞き出すんですよ。彼の奴は「うるさいな、わかってるよ」って謝りもしないで言うんですよ。」

典型的なダメオヤジとその嫁さんの図です。

「「そう、わかってるの?私のお金だよね。で、勝ってるの?」って彼女が聞くんですけど彼の奴は黙ってるんですよ。そうしたら彼女がこっちを睨みつけて「いくら負けてるの?」って聞くんで、大体千円札がラグビーの試合くらいって答えたんですよ。そしたら彼の財布から彼女さんのお金を出して俺達に渡して帰って行っちゃったんですよ」

修羅場だったね
「マジヤバかったですよ」

これで見えました

二人で貯める名目の金を自分だけ貯めず、しまいには着服までしたようです。

そりゃあ同棲なんて夢のまた夢の話です。
多分、彼女に「同棲どうすんのよ」と問いただされて、目標額の半分でも暮らせてる人間が居ると弁解したかったのでしょう。

彼は甘いです。

彼女に言って聞かせた同棲計画は甘く素敵な桃源郷
しかし半値ならば桃源郷はただの清貧になります。

今更彼女が許してくれるとは思えません。
これが急な病気で入院だったり家族の手術代なら許されたかも知れませんが麻雀?許されないですよ。

まぁ、絶対主人公だから
「しょうがないな、主人公だから見逃してあげちゃう。今回限りだぞ」
って期待したんでしょうが、

金の切れ目が縁の切れ目と昔の人は素敵な言葉を残してくれました。
それにしてもマイナス街道まっしぐらで何が「飲み会だけ呼んで」なのであろうか?

彼女の金でお支払いか、俺様が来てやったんだからありがたく奢りなさいのどちらかでしょう。
どちらにしても無茶苦茶です。
飲み会なんてするまでもなく、引っ越しは終了します。

また後日彼から着信です。
「もしもし?俺もついに就職したよ。」

何事かあったのでしょうか?

詳しく聞いてみると
「いやぁ、○○さぁ、一緒に暮らす金をさぁ、あんまり貯めらんないから俺が就職して一発で貯めることにしたんだよ」

…人が何も知らないと思って言いたい放題です。
現実は彼女が貯めた金を使い込んだのに。

その通話は会社の自慢とか月収の自慢とかをあらかた聞かされて終了。

先日の友人に聞いてみると、
「お疲れッス。あ、もしかして彼の奴から電話行きましたか?就職決めてましたね。」

就職したのは毎月使い込んだ分を返済する為とか言ってましたよ。
「でも、散々ごねにごねて一緒にデートするために使い込んだんだからって言って半分しか返さないらしいですよ」
最悪。

そしてまた数ヶ月が過ぎたころ、彼から着信です。
「いやぁ、参ったよ。俺、ふられちゃったよ。あ、ふられちゃったと言うかさぁ…」

とまた、彼の話が長いので簡潔に書かせていただきますと、
泊り込みの多い仕事に就職した彼、
帰って来きて遊び歩こうとすると彼女から
「帰ってきたなら逢おうよ」
と言われますが、彼は別の姉ちゃんと合コンしたい気満々だとか…
そのうちにすれ違いが膨れ上がったそうです。

そしてある泊り込み後に帰ってみれば「新しい彼氏が出来たのでサヨナラ」とあっさり切り捨てられたそうです。

以前、似たような話を書いた気がしますが、結局女郎蜘蛛さんは女郎蜘蛛さんだったようです。

「アイツもさぁ、昔から同じ手口だよね?またそれ?って感じだよ。」
「またトドメはかめはめ波ですか!?って言いたくなるよ」

言いたい放題言い放った彼は
「まあ、俺はまだ結婚に逃げて落ち着くほど年は取ってないって事だよね?今度はひとり身で身軽になったからさ今度行くよ!」

来ないでください。

そして、結局来ることなく半年が過ぎた頃、友人からメールが来ました。

「彼の元彼女さん(女郎蜘蛛さん)が結婚したんですって」
相手は?彼!?

「それは無いッス、なんだかバイト先に居たフリーターらしいッスよ」
そうですか、メールありがとう

……よし、彼にメールを送ってみよう。

今までの分も含めて送ってみよう。

 

件名:おめでとう!!
本文:結婚したんだって!?君も言ってくれないじゃないか、相変わらずだなぁ。仕事が忙しいって言っていたけど、その中でヨリ戻して結婚するなんてやるじゃないか。おめでとう!!

よしよしよしよし。
いいメールが出来た。

送信!!

10秒後。

件名:は!?
本文:何言ってんの?

相変わらず返事の早い男です。

件名:聞きましたよ
本文:結婚したんでしょ?さっき友人からメールが着たから驚いてメールしてみたんだけど?違うの?

件名:Re.聞きましたよ
本文:違うよ。俺は結婚していない。

件名:そう…
本文:お騒がせしました。でも友人は彼女さん(女郎蜘蛛さん)が結婚したって言うからてっきり本当の話かと思ったよ

 

この直後、返事がなくなりました。

…知らなかったんだなぁ、と思いました。

数日後、
件名:Re.そう…
本文:あんたのせいでヤな気分になったよ。
最悪だよ!アイツも最悪だよ、普通元彼には言うだろ!?

言うのかなぁ?
その後、一定期間連絡がこなくなりました。

 

 【第三の特技・修羅場発生爆弾】

何故、このスキルを第三にしたのか、その説明からはじめたいと思います。

彼という人間が今までのことで少しでも伝わってくださればありがたいのですが、彼は、メル友に「逢いたい」と言わしめる能力を持っています。

これは基本的に見て【空気が読める】という事になると思っています。
そして、今まで書かせていただいた絶対主人公のスキルにて、【自分だけは何をしても許される】と思っています。

口先で、後悔や責任、謝罪、許されたいと言った単語を発してもそれは【絶対に許される】と言う前提に成り立っている発言でしかないと思っています。

上記する人間性の彼が持つ【修羅場発生爆弾】
このスキルは突き詰めれば誰しもが持っているスキルです。
間違ってとんでもない事を言ってしまうのは人として致し方ないと思います。

ただ、前述したとおり、彼はハッキリ言って空気がある程度読めると思う。
そして自分の事になると異常なまでに頭も回ると思います。
そんな人間が修羅場を発生させる爆弾を平気で使います。
メル友や彼女が出来た話ではない短時間でのことなので短文です。

 

[修羅場発生爆弾1]

数年前のとある日のことです。
バイト先の人たちで出かけました。
移動中の電車では特に固まるでもなく、みんなそれぞれに乗っていました。
そうしましたら、乗り換え駅にて友人カップルのうち彼女さんの方が泣いています。

何事でしょう?

その数メートル後ろを彼がヘラヘラしながら
「待ってくださいよ~、すいませんって~」
と言って歩いています。

しかし、顔はといえば謝る顔ではなく
【やっちまったよ~、まさか女の子泣いちゃうなんてなぁ】
と言った感じで、

バラエティ番組などで司会者が調子に乗ってゲストをいじり過ぎた時に、そのゲストが泣いてしまった時に司会者が見せる顔と言って通じるでしょうか?

少なくとも謝る気はゼロ。
謝るのはバイトでの自分の立場が怪しくならない為と言ったところです。

開始早々に涙とはあまり良い予感がしません。
更に数メートル後ろを泣いていた女性の彼氏さんが真っ赤な顔して歩いています。

何事?と思い聞いてみると。
「彼の奴、マジ有り得ないよ!!!」

かなり怒っています。
他の一緒に乗っていた友人に聞いてみると

「いや、マジありえないっすよ。いきなり電車の中で談話してたら彼の奴が彼氏さんに
「あ、そうだ、聞きたかったんですよ!
俺、噂で聞いたんですけど彼氏さん彼女さんに内緒で他のバイトの女子と二人きりでご飯行ったんですよね?本当に行ったんですか?って言うか何食べたんですか?」
って言い出すんですよ。」

…で続きを聞くと、その会話は電車が走り出してすぐの話で、その後20分近く乗るのにその車両は修羅場になり、眼前周囲の一般人は興味津々に見ているし彼女さんは泣き出す始末だとか。

彼にいたっては
「だって普段聞いても煩いなって怒られるだけじゃないですか?」
って言って、まだ
「で?何喰いに行ったんすか?」
って聞いているわ、同席しちゃった友人は車両移動も出来ない空気の中で我慢する羽目になるわ。

そもそも、どうして彼が知っているのかと言う話から世間話で「今日、飯行ってるらしいよ」と言ってしまった人にまで火の粉がかかるわと、恐ろしく大変だったそうです。

で、その日のお出かけは終始空気が悪くなります。

彼に何てことしてるの?と言ってみると…
「はぁ?うるさいな、その話?別にいいじゃん!!俺ならしても平気なんだよ!!俺は空気読めるしあの場なら冗談で通じるだろ?」

…滅茶苦茶修羅場になってますし、彼女さん泣いてます。
と言いますが、無論彼には話になりません。

彼の説明がいつもどおり長い話なので聞いてみた事をまとめてみるとこんな感じです。

  • 凄く興味があったので聞いてみたかった。
  • でも普段だと鬱陶しいと言われ話にならない。
  • あの場で聞けば逃げ場が無いので答えてくれると思った。
  • 俺が真実をスクープしてみんなに話して聞かせたい。
  • あの場で聞けばヒーロー間違いなし。
  • あの場なら殴られる心配は無い。

陰で言われることが嫌な人間の発言とはとても思えません。
しかも「悪いと思ってる」等の謝罪といった言葉は一切ありませんでした。

本人曰く「風俗マニアの素人童貞だとバイト先で皆が噂した時に誰も謝らなかったんだから構わない」と言ってましたが、

それ、彼自身がウケ狙いでバイト先の人たちの前で
「俺、初めては風俗ですよ。」の発言に始まり、「彼女が出来たことがない」と言いまわったからであって誰のせいでもありません。

しかし、面白いのは自分や一部の人間には何をどう思ったのか、自分を綺麗に見せようと
「参っちゃうよ、社員さんとかみんなが俺の事を陥れようと画策しててさぁ」
「あ?聞いてる?聞いているんだ、ったくアイツらは!でもアレは全部真っ赤なウソだから、騙されないでね」
と熱弁してきます。

必死でした。

その後も、方々で色々と修羅場発生爆弾を投下して回る彼。
迷惑とか、その後カップルが破局になるとか一切関係ありません。
逆にカップルを破局に導きたいのかもしれません。

しかもどの件に関しても口を揃えて「俺だから許されるんだよ」と言ってます。

誰も許してません。
どこまで絶対主人公なのでしょうか?

 

[修羅場発生爆弾2]

その後、すっかり当たり前に彼は迷惑を振りまく人と言う事が定着した頃の話です。

自分に彼女が出来ました。
彼女は同じバイト先ではないので彼のことを何も知りません。
食事に行くときに、運悪く出くわした彼と前述した○○と書いてありますが、彼が狙っていた女の子と食事に行くことになりました。

滅茶苦茶嫌な予感がします。と言うか、彼女が食事に行く?と勧めた際に
「邪魔しちゃ悪いから」と言いもせず、逆に遠慮もせず、「いくいく!!何食べるの?○○?お前も行くだろ?」と二つ返事で彼が付いてきました。

もう、これだけで吐き気がします。

食事中の話になりますが…
「いやぁ、驚いたよ、まさかアンタが彼女を作るとはね。」
彼が言い始めます。

彼が狙っている女の子○○が
「えー、そう?」
と言います。

やめてやめてやめて、やめてください。

しかし、彼は止まる訳もありません。
普通に狙いバッチリです。

彼の狙いは自分の破局。

破局に追い込んで、バイト先でスクープをゲットしたと注目を集めたいのでしょう。
見ているのと味わうのでは本当に違います。

かなり鬱陶しいです。

そんな彼は当然止まりませんし、下手に騒げば自分が不利になっていきます。
ですので平常心で大体くるであろう話を想定し、何者にもビクつかない鋼の精神で挑むことにしました。

ですが、彼の発言はその数段上を突っ走ります。

彼女に向かって
「俺てっきりさぁ、この男は同じバイト先の人を狙ってると思っていたんだよね」

!!!!!?
そこか!?そこにくるのか?
しかも彼が狙う女子○○は流石は彼が狙う女子。

一言で言えばクレイジーです。
「あ!彼が言ってたアレ!!あの人?確かに仲良かったし怪しいよね!!」

便乗します。

注意とかありません。

「そうそう、しょっちゅうメールしてたり車乗せてたからね。」

 

「ふーん、そんな人が居たんだ。」

…!!?
この件で間違いなく友達が一人減りました。

「そうなんですよ!てっきりソッチかなぁ、って思ってたんだよね。」

誤解だと言っても
「そんなに言い訳しなくていいよ。何もないなら普通にしてればいいじゃん」

彼が余計な事を言います。
本当に鬱陶しいです。

コレだけのことを仕出かしながら、平然とヘラヘラされていると怒り心頭になりますので注意をすると、

「別に平気でしょ?だって俺だよ?」

何故に平気だと言い切れるのか聞いてみると、
空気を読んで最善の場所で発言をするからだそうです。

最善?最悪だろうに…

後、自分はキャラクター、容姿共に恵まれていると思っているそうです。

最近になって思いました。
彼のやり口とか話を統合してみるとロンブーの淳さんを意識してる節があるんですよねぇ…

  

【余談】

最早、言うまでもありませんが、彼はウザい人種です。
しかしどれだけウザいかを書かせてください。

 

ケース1・告白

ある時、バイト先にお気に入りの娘さんが居た彼、普段通り閉店まで働く予定だった彼ですが、何故かその日に限って、30分早く帰ろうと躍起になっているそうです。

仕事的に人が足りないと辛いのに「今日はそんなにいらなくね?」と騒ぎます。

正気の沙汰とは思えません。
結局、散々しつこく粘りに粘り、30分早く帰る彼。
その理由と言えば狙ってる女の子と同じ時間に帰ろうと言う愚かしい話です。

純愛と書けば聞こえはいいでしょうが、彼はあの人間性です。
当然、狙っている娘さんからはキモいと烙印を押されています。

さて、散々「今日は用事があるから急いでいる」と騒ぎ立てた彼は、娘さんに時間をあわせて何を仕出かすかと思えば告白

告白は周りの迷惑にならないようにしてください。

と書いても恋愛映画の主人公のようにドタキャンしてもOKと思っているのが彼です。

その場に自分は居ませんでしたが友人が居合わせたので話が聞こえてしまったそうです。

「ねぇ、付き合おうよ」
「ごめんなさい、そんな気はないの友達でいましょう?」

「ヤだよ!わかんないよ、じゃあ君の言う友達って何さ?」
「それは、メールしたり時間があえば出掛けたり…」

「でしょ?そうでしょう?」
「そう、だから友…」

「だから付き合おうよ。」
「え?何でそうなるの!?」

「俺にとって付き合うのはメールして一緒に出掛ける事だから君の友達と俺の付き合うは一緒だよ。だから俺と付き合おうよ。」

以下、エンドレス。

結局、ごめんなさいヤだよの繰り返しですが、彼には策があります。

しかし彼は油断していました。
たまたまそこに居合わせた友人のことを…

さて、話を戻すと彼は

「相手がイエスと言うまで何時間でも粘る計画」

に出ています。

最早、強迫と言うものでしょうが脳内は「勝てば官軍」でいっぱいです。
時間と言う鎖が娘さんを追い詰めて行きます。

「あのね、もう電車なくなるから話すのやめよう?」
「ダメだよ、OKを貰ってないよ。」

その答えは貰えません。

何を思っているのか理解出来ません。

「だから言ってるじゃない?私は彼さんとは友達でいたいの付き合うとかにはなれないの」
「ヤだよ!わからないよ、だって俺の付き合うと君の友達は一緒だよ」

今更ながら一緒ではない。

友達同士は基本的にキスも何もせんよ。
バリバリ期待していながら何を言うのであろうか?

そんな状況下にありながら彼は「電車なくなっちゃうならOKしてよ」と強迫しています。

しかし、そこに働いている組が仕事を終えて帰ってきます。

「あれ?お前達何やってんの?」
「彼、お前用事があるとか忙しいとか言ってなかったか?」
「お前が帰ったせいでやっぱり大変だったぞ」

その時、彼は絶対であると信じた策が破れたのです。
誰が崖を馬で降りて来ましょうか?
鹿も四つ足、馬も四つ足ならば降れようぞ!

そう、居合わせた友人がジョーカーでした。

彼が強迫に白熱している時にバイト先へ連絡し「彼が娘さんに告白してる」と報告しました。

友人さえ居なければ彼の予定では、彼が抜けた穴埋めの為に30分から残業する羽目になる同僚達。

その30分があれば娘さんの電車はなくなり、
強迫勝ち間違いなしと踏んで居ましたが、最早宇宙意思です。

宇宙が彼の野望を無にします。
「彼が娘さんに告白してる」
この一言が皆を一つにまとめあげ、何としてでも思い通りにさせまいと超常の動きで仕事を終わらせます。

そして、阻止限界点ギリギリで現れた同僚のおかげで娘さんは

「あ、もう時間だ、じゃあ帰ります!」
と無事に逃げ出せました。

残った彼は呆然としながらもその場に残るのは良しとせずに

「本当に忙しくて用事があったんだよ!!」
と周り全員が告白していた事を知らないと思い、取り繕いながら帰っていきました。

え?どうして知っているかですか?
娘さんと友人から逐一聞きましたし、聞くまでも無くバイト先で彼の奴は仕事と同僚を見捨てて告白しに行ったと話になってました。

 

ケース2・注文

一時期、飲食店に就職しました。
ある日の事、同僚の方が困った顔でこちらに着ます。

「どうかしましたか?問題ですか?」
「あの、すいません…」

「はい?」
「今きたお客さんに注文を取りに言ったら「○○(自分の本名)を出してください」って言うんです。」

「そんな商品は無いと断ってください。とも言えないですよね、どうしましょうか?」
とりあえず指差された方を見ると彼が勝ち誇った顔でふんぞり返っています。

正直、死にたくなりました。

本気で警察を呼んでもらう事も考えましたが何があっても自分に不利しか残らないのが見えたので…

「すみません、ちょっとおかしい人なんです。わかったと言って他に注文があるかだけ聞いてください。」

結局、一番安い飲み物と食べ物を注文して待ち伏せされます。

しかも…

「○○に持ってこさせてください」と余計なオーダーまでいただきます。

その直後、店は混んでしまい、持っていくなんて無理な話になります。

しかし、彼はお構いなしに同僚を捕まえて「ちょっとまだ?」とか言ったそうです。

今は調理が忙しくて持っていけそうもないので、お待ちできないなら私がお持ちしますが?

と同僚が言いますが、

「はぁ?何言ってんの?待ってるから持ってこさせてよ。」

と一蹴されて、しかも聞こえるように「クレーム出しちゃおうかな」と捨て台詞を吐いたとか…

もうね、同僚さん泣きそう。
「どうしますか?このままだとクレームに…?」
「気にせず放っておいてください、呼ばれても「ただ今」とだけ言って無視してください、どうせクレーム出せるような根性ありません。ただ共通の人間にあいつの働く店に行ってひと騒ぎ起こしたって自慢したいだけですから」

「はぁ、大変ですね」
「ええ、変なのに憑かれちゃいました。」

それから5分くらいしてようやく彼のテーブルへ

「ちょっと、遅いよ?この店は何分待たせるの?」

予測の範疇です。

「大変申し訳ございません。ですがお客様?お客様が自分めに提供をさせたいとの事で、従業員がお時間をいただく旨のご説明をしたと思いますがご説明はございませんでしたか?」
「あははははは!!なにマジになってんの!気にすんなよ俺とアンタの仲じゃない!!」

その仲で言えば警察呼んでも許されるかな?かな?

「怒った?怒んないでよ!!」
「仕事の邪魔をされれば誰でも怒ると思いますが?」

「まあ、今日は本当にアンタが飲食店に就職したか見にきただけだから気にしないでよ。食べたら帰るからさ、じゃあ、仕事頑張ってよ」

「何なんですか?あの人?」
「昔の同僚です。少し頭をヤラれてまして、奇行が目立ちますが皆さんには害は無いと思いますので安心してください。ただ、帰るまでに何かあったらすぐに教えてください。」

「大変ですね」
「大変なんですよ」

…そして、帰った後に…

「あの…」
「何かされましたか!!?」

「あ、いえ…、ただ…」
「大丈夫ですか!?」

「ただ、お会計の後に「本当にすみませんね。至らないところばかりの奴だけど見捨てないで面倒見てやってくれ」って言って帰っていきました。」
「あ、そうですか…お騒がせしました。」

ウザイ…ウザイ。

気が狂いそうである。

しかも携帯には
「よ!働いてたな、驚いたろ?それにしても待たせすぎだっての、気をつけないとマジでクレーム出るから気をつけろよな!!また行くからな!!」

と何様…いえ、絶対主人公様のメールが入ってました。

…返事は「二度と来ないでください」と送りました。

 

その後、客として店舗には来なくなりましたが、

業者との搬入作業中に、従業員が…
「おーーーーい!!!○○ーーーっ!!!」
と大声で叫びながら走り去るワンボックスカーが2周してきたのを目撃したりしました。

犯人は一人しか居ませんので迷惑だとメールをしても。
「はぁ?何ソレ?俺知らないよ?友人の車で店の前なんて走ってないよ。アンタだと思って声かけたら別人だったんだ」
と知らないと言いつつ、邪魔しに来た報告をしてきたりします。

何というかこれ、本人は嫌がらせではなくやっているから問題だと思います。

 

【ストーカー編】

今までの内容で、彼がどのような人間かわかっていただけたでしょうか?
しかし、あれはあくまでも彼の人間性を伝える為の話です。言わば、第1部です。

今回からは第2部にあたります。
どんなに疎遠になろうとも知人繋がりで彼の存在を聞かされます。
毎回、絶対主人公により皆が皆当たり前に嫌な思いをしていますが、お互い知人繋がりで存在を知ってしまうので嫌でも切るに切れない存在になっていました。

縁を切ると自分が周りに切られてしまうかもと思うこともありました。
それが良くないことは当時も今もわかっています。
当時はわかっていただけなのかもしれません。
実感して今は本当に良くないこととわかりました。

 

[彼購入]

とある時、友人の1人にmixiに誘われました。
その数ヶ月後には彼も誘われていました。

なんでしょう?
友人はセルフルールで月間何人誘うとか決めて居るんでしょうか?

さて、せっかくいい感じに疎遠になっていましたが、ここにきて彼との繋がりが濃くなってしまい、mixiでメールが届いてしまったりします。

メールの内容は「久しぶりに飯行こうよ」といったものからmixiで一時期流行ったバトン日記を見てしまった際に「見たんだろう?(バトン)やれよ」と言う非常にウザいものまで、本当に多種多様にウザい内容でした。

しかも、よろしくないのがmixiで再会し、連絡を取り合って久しぶりに会った別の友人が皆いい人になっていました。

これによりmixiでの再会はいいもの?と大勘違いをしてしまいます。
そこをもって、タイミングよく彼がからくるメールにも

「俺もだいぶ大人になって変わったよ!どう!?一回飯行こうよ!」

と変わったと明記されていました。
騙されまいと思っても久しぶりの友人がいい人になっていたというのは最近身近にあった話です。

騙されそうです。

その頃にはmixiのメールではなく携帯にメールが届くようになります。

メールの中身は会おう、食事行こう、と言った話ですが、時間が合わないのだから会える訳もありません。

そのうち、メールに
「DSとPSPはどちらがオススメ?」
ときました。

当時はDSを持っていませんでしたのでPSPの楽しさを伝えました。

当然、彼は納得する訳もなく、
「え?だってDSならドラクエ出るんだよ?」
と言ってきます。

ならDSを買え。

しかし自称軽率な行動をとらない彼は、誰かしらに責任を負わせられないと行動を起こしません。

「DS最高!いいよ!買いなよ!
つまらなかった時?
わかった、1万円あげるから、買ってごらん」

と言わせたいのでしょう。

彼は依存せねば生きられぬのです。

とりあえず持っていないモノを勧める技を知りませんので共通の友人に聞きなさいと匙を投げます。

後日、友人に彼からDSとPSPのどちらかいいか聞かれたか聞くと、何も聞かれていないとか…

どれだけ因縁をつけられる相手にだけ因縁をつけたいのでしょうか?

辟易している頃に彼からメールです。

「じゃあさぁ、PSPで気に入ってるソフト教えてよ」

…依存心剥き出しで質問がきました。

そこで失敗ですが、モンスターハンターを教えます。

隠しても友人経由で話が回って
「あんたなんで隠すの?ぶっ飛ばすよ」
とまたごちゃごちゃと因縁をつけられても嫌です。

しかし彼の答えは、

「何ソレ?聞いた事無い。
本当に面白いの?
どうせマニアックなだけじゃないの?」

ここでですね。

放っておけば良かったのですが、

カチンときましてね。

反論してしまいました。

反論中に「共通の趣味の友人と集まればプレイ出来るから楽しいんだ」と言ってしまいました。

「集まれる」と言う単語に弱いのか、食い付いてきます。

デカイの釣れました。

しかし、釣れた所で軽率な行動をしないそうなので「やっぱやめたよ」とごねてきそうです。

別にやめたければやめてください。

彼の脳内は、この俺様がごねるんだから、一緒にプレイしたい奴は
「わかった、じゃあ金を出すから買ってくれ!」
と言ってくるだろうと思っていそうですが、

そんな言葉をこの口が発する訳はありません。

しかし、ソレを逆手に取って少々仕返しを計画しました。

「飲み会はバイト先の横で」と指定されたのにドタキャンされた友人と他の友人のプレイ中のスナップ写真とPSPを持ってにこやかにしている集合写真を撮ってメールしてみます。

「マジムカつくよ、さっきまで話し半分で買う気なんて全く無かったのに、欲しくなってきたよ。」

とメールが入ってきます。

ドタキャンされた友人とやはり冷やかしかと、ややムカつきながらも狙い通りだったのでガッツポーズを取りました。

その日は共通の友人で仕事上モンスターハンターをやらなければならない友人宅でモンスターハンターのお手伝いプレイ兼遊ぶ為に友人宅へ行き終電までプレイしました。

その後、自宅まで3駅圏内の友人達でお疲れ&楽しかったですね食事会をした帰り道、深夜なのに友人と自分の携帯に一件のメールが入ってきます。

彼からです。

モンスターハンターを今買ったよ。まだアンタ達は集まってプレイしているの?まだやってるなら今から行くけど。」

…今、1時ですよ。

夜通しゲームとか妻子持ちにはあり得ない話です。

友人達に別れを告げて帰宅途中に彼に終わった旨を伝えると、数秒で着信です。

「何でやらないんだよ。ふざけんなよ」

別にふざけていないし、普通に夜中ならば帰宅して寝るべきであると思う、しかしどうしてもと言うのならば3駅組はまだ国道を歩いている時間なので車で追走して回収すれば朝まではプレイしてくれるかもしれないと伝えます。

「マジで?間に合うかなぁ?てかアンタさぁ、3駅組に連絡してよ」

何を言っているのかわかりません。

自分で電話した方のが早くて簡単ですが彼は知恵が回りません。

後日聞きましたが、調度彼と話している間に国道を歩く3駅組は徒歩に限界を迎えてしまい、タクシーで帰宅してしまったそうです。

ようやく諦めた彼は

「わかったよ!自分で電話するよ。ったくさぁ…」

とブツクサ言いながら電話を切ります。

無論、嫌な予感がしましたので携帯の電源はカットします。

その日は無事に帰宅して眠れました。

翌朝、起床して、携帯をチェックすると彼から着信があった報告がされます。

AM1:30頃 彼
AM2:50頃 彼
AM2:55頃 彼
AM3:05頃 彼
AM5:00頃 彼

電源を切っていてよかった。

着信時間から大体読めます。

AM1:30頃の着信は3駅組と連絡がつかなかった(実際はタクシー乗ったと断られていた)から因縁

AM2:50頃の着信は帰宅して食事入浴が済んだから電源を入れたが訳がわからないので因縁

直後AM2:55頃の着信はもしや電波状況が悪いだけで諦めなければ繋がるかもと頑張って因縁

その直後AM3:05頃は三度目の正直って言うし、もう一回因縁

とここまでは読めますが朝5時の着信が意味不明です。

そうこうしているとAM10:00頃に着信です。

「やっと出たよ。何やってんだよ!!」

ご挨拶です。

と言うか、夜中に電話が鳴ったら子供が夜泣きしてしまいます。

その旨を伝えますが、
「ああ、そうですか?で?それだけで俺の電話でないの?」
それだけ?

とりあえず、子供とか家族の迷惑になるという説明は通用しません。

ドコが変わったのでしょうか?

はっきり言いまして、彼は年を取った分だけ絶対主人公に年季が入って更に嫌な奴になってます。

長い彼の電話をまとめると…

1時半前に3駅組に連絡したが断れたので、とりあえずアンタに連絡したのに電話に出なかった、もしかしたら出るかと思って、その後にも電話を何回もしたけど出なかった。

迷惑な話ですがここまでは読み通りです。

続きは、「アンタが出なくて仕方ないからアンタが昨日一緒にいた(飲み会をドタキャンされた)友人に電話をしたらアイツは出てくれた。この違いはどう言うことだ?」

どうと言われても話になりません。

既婚者と未婚者を比べるなと言いますが、「俺ならちゃんと両立させるね」と言います。

じゃあ、早く結婚して体現してください。

夜中に子供が寝ているのに通話なんてありえません。

で、友人に何故電話をしたのか聞くと、何の武器がオススメで戦い方はどうすればいいのかを聞いていたとの事。

それくらい試行錯誤してください。

そしてわざわざ朝っぱらから電話してきたのは「友人の話はあってる?」と言うもの。

彼は失礼です。

夜中から明け方まで散々付き合わせて、結果は正しい?ってどれだけ酷いのでしょうか。

そのまま、会話は早く通信プレイをやりたいになりますが、はじめたてのチェリーくんと自分達では話になりません。

ひとまず、強くなる事が大事だと伝えますが話になりません。

 

 

[埋まる着暦]

モンスターハンターPSPを購入した彼。
早く通信プレイをしたいそうですが、何もわからない人間に1からレクチャーしながらプレイする時間はありません。

ひとまず、強くなる事が大事だと伝えますが…

「じゃあ、早く俺とプレイしたいよね?」
と言い出します。

「別に」と答えますが。

「照れんなって、いいから協力してよね。」
忙しいんですが…

「じゃあ、また電話するから」
話を聞いてください。

結局、話にならんのです。
そして鳴り始める電話。

「この武器が欲しいから素材を調べてよ、俺とプレイしたいでしょ」
「今、このクエストをクリアしたけど次はどうすればいい?ちゃんと答えてよ。」

1人でやって欲しいと攻略サイトを伝えますが話になんてなりません。

「でさぁ、この武器なんだけどさぁ」
話を頑張ってそらしてきます。

ここまで書きました通話内容ですが、3通話ワンセットです。
その後3時間くらいの間、延々とかかってきます。
妻と子供の物凄く不機嫌な事、一言で言えばたかだかゲームだろ?何やってんだバカ。と言った感じです。

それを言っても彼は
「俺なら両立させるね、俺を見習え」との事。

妻子も居ない人間に言われても腹がたつだけです。
いい加減腹立たしいので携帯の電源を切りました。
また夕方になって電源を入れると着信報告がとんでもない事になっています。
彼から40分おきに着信しています。

もしやと思い、明け方まで捕まった友人にメールを入れると、やはり今まで電話が鳴り続けたそうです。最初の三回までは付き合っていたけど、延々と進捗報告と攻略相談で、突き放しても諦めないから電話を無視したとの事。

そうこうしていると40分が過ぎていたらしく、またも着信しますが無視します。

直後、友人からメールで「今着信きたんだけどそっちは?」と聞かれます。

ええ着ましたよ。
あなたも着ましたか。
それから数日間は夜になると必ず着信があります。
状況によっては出ますが、基本は出ないようにしていました。
その後、友人と「お互い無視し続けて家にまでこられたら厄介だ」と話し合い盟約を取り決めます。

「出れるなら一日一回は出るようにして家にまでこないようにする。」
「お互いに相手の事を聞かれても「知らない、忙しいことだけは知っている」と答える」

この盟約により、出れる時は1日1回だけ電話に出ることになりました。

やはり電話の際には
「アイツ(友人)電話出ないんだよね?何か知ってる?」
と聞かれます。約束決めておいて大正解です。

友人は基本的に帰宅してからしか出ないで、設定は「今寝るところ、通話?ちょっとならいいよ」と言うものにしていました。

これは効果絶大との報告がありました。
自分は自宅では事実「子供が泣くので電話には出れません」と断り。基本的には通勤時、帰り道限定で最寄り駅から家までの約20分だけ電話に出ることにしました。

でも何故か大失敗です。

基本的に因縁をつけられると勝手に判断している相手には容赦のない彼です。
酷いもので、何だかんだと一日中電話をかけてきます。
朝は8時頃から始まります。

一度、会社に向けて歩いていた最中にメールをしていたのですが、メール中の通話は間違って取ってしまうことが多々あります。
携帯会社様、出来ましたら通話ボタン以外では繋がらないようにしてください。

一度、間違って取ってしまったために「この時間はOK」と思ったのでしょう。

毎朝、必ず8時に電話がなります。
回避策として電車を1本遅らせることで、その時間は地下鉄にいるので繋がらなくします。

そして、彼が出社するであろう9時過ぎにも着信がありますが、会社で通話はしませんのでこれは完全に無視します。

ですが、毎朝必ずかかってきます。
その後は昼食時を狙いますが、狙い方に油断も隙もなく。

11:50分頃~13:10頃まで3回から4回に分けてかかってきます。

・昼食を買いに行く時間
・昼食後
・社に戻る時間
・就業前

以上のどこかしらでかかってきます。

「どこかしら」とは書きましたが、これは全て彼の都合なのでコチラの都合は全て無視されます。

いい迷惑です。
夜中に充電した携帯がその日の晩に電池ギリギリが当たり前になります。
着信履歴が彼の名前で埋まります。
非常に気持ち悪い日々が続きます。

 

[よもぎ色の悪夢]

盟約から1ヵ月が過ぎた頃。彼にしては珍しくメールです。
普段の着信は盟約通りに出ませんし出れませんので、賢明と言えば賢明です。

「そろそろ寂しさで死んでしまいます。狩に行こうぜ」
と集団プレイのお誘いでした。

しかし問題が2点あります。
その日は休日出勤で会社の慰安会中である事と彼のハンターランクがまだ低い事。
下手に現状を知っているので参加したくありません。

考えるだけで嫌な気持ちになれます。
日々、進捗を聞いていなければ「たまにだからいいよ」と答えたのですが、なまじ知っているので嫌です。

そう考えると彼は明らかに墓穴を掘っています。

しかし、慰安会でアルコールが入っていたことがよろしくなかったのです。
スパッと断って、長々と

「いいじゃん、やろうぜ」
「いや」

「なぁ、いいだろう、そう言うなよ~。やろうぜ~」
「いやです」

ってメールをしたくなかったので…

「では、人が集まらないとつまらないので(盟約している)友人がやると言ったらいいですよ。」
と答えてしまいます。

「マジで?わかった?」

真意はわかりません。
彼が「アイツがやりたがってるから連絡しろって言われたんだよね」とか言ったのかもしれませんし、友人がよほど暇だったのかも知れません。

OKが出てしまいます。
ここで手のひらを返す彼。

「じゃあ、後は任すからヨロシク」
ヨロシクではない。

とりあえず飲酒済みなので運転できないと伝えると彼が車を出して、こちらの帰宅にあわせて迎えに来ることになりますが不安いっぱいなのでもう一人程援軍を呼びました。

さて、我が家に来るにあたり、「地図を見て、調べてから来てください」と伝えても無理&無駄

「今走り出したけどどうすればいい?」
調べてからって言ったのに無視です。

しかもどれだけ説明をしても話を聞かないので迷う彼。
正直、嫌になってきましたので「これなそうだから今日はやめようか?」と言ってみた途端、普通に来れる彼。

何なんでしょう?
そんな彼はヨモギ色の車でやってきました。

先に書かせてください。
到着した彼は勝ち誇った顔をしていますが、実際は散々迷い、地図も見ずに颯爽?と現れました。

そんな彼を見た時に思いました。
ドライバーによってここまで車が嫌らしく見えるとは…

その後、最後の1人である盟約中の友人を迎えに彼の車で移動を開始します。
ですが、話にならないくらい怖いです。
彼の運転は絶叫系です。

昔、この運転ダメとか抜かした小娘が居ましたが、 一度乗ってみるといい。
ダメとか発言できないくらいに怖いし、最初の曲がり角で酔う。
間違いなく酔う。

多分、いきがって見せたのだと思います。
「俺って運転もうまいんだぜ?」
と見せたかったのでしょうが、運転には性格がにじみ出るとはよく言ったものです。

恐ろしいまでに自己中心的です。

走行中に急な車線変更をしようとしますが、変更先の車線を走るトラックには車線を譲る気なんて無いのに見えないのか俺だから大丈夫と思っているのか強制的に割り込みます。

プーーーー、

プーーーーー、

プ、プーーーーーーーーーー!!!

嗚呼、クラクションが聞こえてきます。

怖い怖い怖い…。

前言撤回です。

怖すぎて酔うとかそういう話になれないです。

…さらに対向車が来ていても右折。

死ぬ!!!
死ぬーーー!!!
もうだめだ!!!!
子供達、ゴメン!!
妻よ、後は頼む!!!

と心で叫びますが、かろうじてセーフ。

しかし曲がった先には歩行者が居ましたが…彼は気にせず直進。

うわーーーー!!
やめてくれーーーー!!!

歩行者が驚いて緊急回避してくれました。
ありがとう歩行者、ごめんなさい歩行者。

そしてヘトヘトの中、迎えた友人と車内で協力プレイをします。
この車内でと言うのも曲者でして、

散々「車は暗い。どこかタダで明るくてプレイできるところはないかな?」と言う彼。

何故我が家の前で言うのかな?

子供が寝ているから無理と伝えても通じません。
悪夢です。

自分だけの、自分の為だけの悪夢がここにあります。
このよもぎ色した車の彼は何を言うのでしょうか?
止まらずに…

「静かにすれば大丈夫だよね?皆?」
とか言い出します。

「大丈夫ではない」と援軍と友人が彼を退治してくれますが、中々諦めません。

援軍と友人が「やる場所決まらないし終電とか来ちゃうから帰るよ」と言ってくれてようやく車内で決行になりました。

不満そうな悪魔…もとい彼。

ここで止まらないのが恐ろしい限りです。

 

つづく